武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

渦と人(色鉛筆作品紹介528)と渦巻きについて

2019-10-22 16:38:47 | Weblog

やたら渦巻きが描かれている作品。

ヒロク二さんは本当に「渦巻き」をよく描く。

渦巻きしか描いていない鉛筆の6Bの作品もあったが、渦巻きを描いて何十年かもしれない。

私達も結婚して30年を過ぎたが、それ以前から渦巻きは絵に登場する。

ヒロク二さんは、渦巻きの夢もみる。

どういう夢かと云うと、夢では子供で、駄菓子屋へ行くそうだ。

駄菓子屋では、老婆が現れて、子供のヒロク二さんへ手で何かを老婆は、渡す。

何だろう?と思ってみると「ヒロク二さんの手には、渦が置かれている」という。

そして、ヒロク二さんは「また、渦だ・・・・。」と。

この夢は、何回もみる夢の1つらしく、この夢の事を話す時、「俺も、嫌になっちゃうよ。」と付け加える。

それと、描かれる渦は、親和性があるのかどうかはわからないが、兎に角、渦を良く描きます。

この絵はドローイングタイプの絵ですが、渦の中に、目だか宇宙だかわからないものも

描き込まれて、なんか激しい。

人物が組み込まれていて、う~ん、これって人なのか?と思って観ています。

分かるだろうか?

 

渦というのは、古代美術によく表現されています。

はっきりとした形では、古代ケルトの文明に素晴らしいものが。

日本では、縄文時代。世界中の古代文明で描かれています。

それ位、何か普遍的な形である。

以前、美術家の間で、自身は縄文型か弥生型人間化か?と云うことが話題にあがる時期がありました。

随分前の話で30年前かなぁ~。

美術作品としては、断然、縄文時代の物の方が、躍動感があり面白いので、

縄文型でいたいという願望が強いので、弥生型は嫌!と云う感じでよく対談などで語られていました。

縄文時代について、あまり学校教育では深くしないような記憶があります。

最近、ちょこちょこ、歴史を自分で勉強しますが、

縄文時代というのは、平均寿命が15歳だったりするが、争いのない非常に平和的な時代だったと云うことが、

貝塚の人骨の調査で分かっているそうです。

逆に、弥生時代の方が何らかの勢力との闘いがあり、持ち物の装飾なども簡素になって行ったと云われています。

確かに、弥生時代の埴輪に武器や武装した埴輪があるので、そうなんだと頷くのであります。

狩猟、採取時代が縄文。稲作が弥生。というイメージから、縄文時代の方が気性が激しいから、

躍動感があるものが造られていたと、私は、勘違いしていたと云うわけです。

弥生時代の争いというのは、何も記録がないので、どういう争いかは、未だに謎ではあります。

現在、遺跡が見つかって、縄文時代後期には、稲作が行なわれていたのが証明されているそうで、

もっと、縄文時代について知りたいと強く思っています。

どうして、争いのない平和な時代を送っていたのか、秘訣を知りたいものです。

私達夫婦は、やっと 喧嘩が減ってきたところですが、

私は、やはり時折ムッとするときがあり、まだまだ修行が足りません。

結局、自我を抑えることに尽きるのだろうけど、自然な形で行なえるようにならなければ、意味がない。

縄文時代の人達のことをまだまだ知りたいと思っております。

 

我家の庭は、金木犀の香りで一杯です。

↑大きな金木犀の木。

↑咲きたてなので、とても香りがいい。

 

↑こちらは、育苗中のビオラとコレプシオス。

ビオラは、黄茶と食べれるスミレ。

コレプシオスは、赤茶と黄色。フランスの種。春咲く予定です。

 

 

↑頂いた普通のコスモスは全滅で、昨年買ったウインターコスモスの花が咲きはじめました。

 

これから、チューリップの球根の植え付けをします。

秋は、春の準備期間でもあり、ちょっと庭仕事に力を注がないと、

春が来る楽しみを満喫出来ません。

がんばって、穴を掘らなくては!!

 

 

 

 

 

 


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