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京都でのヒロクニさん
5月25日晴れ。寒くて長い雨からやっと開放され、送られてきた案内状の個展へ出かけることにした。由利五右衛門展「晴れた日、空の下で」を見に行った。ヒロクニさんが、送られてきた案内状の個展に行くのは、凄く珍しい。いつも自分のことに追われていて、他人どころではないからなんですが・・・・。自由業は、不自由業と置き換えても通用すると思う。
京都の四条河原町から歩いて、東山三条にある‘JARFO’というギャラリーへ行った。珍しく多くを語り、急にセカセカして席を立ち、去る。印象に残っているのは、「俺なんて本当は、どうしょうもないおっさんなんよ。制作してるからどうにかこうにかしてるけど」と言ったセリフ。この言葉をヒロクニさんが言うと、さまになるのです。
帰りの道で、「今まで、若い人に話しをするのはしないでおこうと思ってたんだけど、これからはちょっとしておこうと思って」と言っていた。ただし、言って解りそうな奴に限るそうです。
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帰り道は、京都の裏通りを通って静かな道を散策。古い建物が多く、閉まった店や、古びたウインドウなどを見ながら四条河原町へ。その途中でMAYA MAXX展のポスターを見つける。ヒロクニさんが「これ、行こう」というので、即、会場の何必館・京都市現代美術館へ。
イラストレーションのお仕事は、見たことあるけれど、実物の作品を見るのは初めて。作品を見ると抱いていたイメージと随分と違う。作品を見ると、生きるのに不器用な人で、なにか固まりのようなものを抱えながら、あっちでコツン、こっちでコツンとぶつかりながら生きているような生き様が見える。ヒロクニさんは、「よく怒ってるな」と一言。「こんなに、怒る女は大変だねぇ」と言いながら、結構ゆっくりと会場にいた。その会話を聞きながら、わたしは言った。「この人は女性だけど、ほとんどアイデンティティーは男性なの」と。「草間弥生(現代美術家)も女性の少女趣味もありながら、アイデンティティーは、男性と思わない?ヒロクニセンセイ、草間弥生さんと暮らすしたらどんな感じか想像してみたら?」「怖い」そうである。ここから先は、バージニア・ウルフのオルランドみたいな話になるから言わなかった。
美術館の中にいても、わたしの頭の中にあったのは、大きな樽を荷車で運んできている「漬物」のことだった。美術館への道を聞いた“御爺さん”から漂う“漬物のいい香り”のことであった。京都人には「売らん」「高いよ」と言い捨て、なかなか売ってくれないのだ。「若い人もダメ」とダメダメ尽しなのだ。「いくらなの?」と単刀直入に聞くと「1200円」と云う。確かに、少量の漬物が1200円とは高い。しかし、漬物のいい香りは本物と思い購入した。ついでに「若く見えるけど、若くはないのぉ。あと、2年で50になるのぉ」と釘を刺しておいた。しかし、漬物の似合う御爺さんでした。大根の漬物は、しっかり発酵していて漬物らしい味。蕗の漬物は何処にもない味だった。その漬物屋の御爺さんは。本当の話かどうかは解らないが、京都の舞妓さんの食生活から、京都人の一般的な食生活まで「たいしたことない」と一貫して話しをしてくれた。大阪人が1番美味しいものを知っているということだそうです。
四条河原町に着くと、ヒロクニさんは高島屋のCD売り場へ行くと言う。ここでも、ロックのCDを買った。
これです。
![]() | オン・ツアー・ウィズ・エリック・クラプトン(SHM-CD) |
ワーナーミュージック・ジャパン | |
ワーナーミュージック・ジャパン |
わたしは、こんなアルバム全く知らなかった。
ロック喫茶VOXヒコーキ堂でよくかけたレコードだそうです。
このCDを聴くと“友情”という言葉がぴったり来ます。
クラッシクやジャズには、ないものがロックにある。
その1つが、「友情」とヒロクニさんは、言います。
よく更新されていてすごいですね。
私ももうちょっと更新しないとなぁ・・・
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