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武内 ヒロク二

このブログは、武内ヒロクニの絵の紹介や、家での出来事を妻が語ります。
日々、徒然。

ドローイング(色鉛筆作品紹介607)と 久しぶりのお出かけ・会話

2021-05-31 13:35:01 | Weblog

こちらの絵は、2月の個展を終えてからも増え続けるドローイング。

その中の1枚。サイズは、A2。

この絵を眺め続けていると、

我家の猫ちゃんのピピちゃんが、手を丸めて座っているような感じがしてきます。

時々、厳しい顔をして、じっとしてこちらを見ている姿に見える。

丸い形が印象的で、パッと見た瞬間は、

「ひよこ饅頭・・・・。」だったのですが、

今は、我家の猫に見えます。

ヒロクニさんは、次々から次へと描くスタイルでドローイングには臨むので、

一々、考えたりはしません。

ドローイングは、山積みなのです。

 

コロナで緊急事態らしいが、久しぶりに2人で、神戸へ出かけました。

所用も兼ねてなので、ギャラリー島田に行き、

WAKKUN展では、イラストレーターの湧嶋さんと話をしたり、スタッフの方とも交流を。

交流をと文章では書きましたが、人と話す機会が減っているので、

ただただ、話すおばさん化していて、意地汚く長居していたという・・・・。

こうなったら、人の話すことはどうでもよくて、

自分が話すことに重点をおくというおばさんになっていたかも?という疑問が出てきます。

少し反省しています。

(最近、反省することの多い日々。)

反省するということは、同じ間違いを繰り返してはいけないと思っていますが、

人というのは、いや、私の愚かさは直るのでしょうかね?

WAKKUNこと、涌嶋さんは、2人で神戸へ出るとバッタリ会うことが多い方で、

そんな会い方ですが、会えばけっこう話をする間柄です。

元々、ヒロクニさんの古くからの友人なのですが。

その湧嶋さんから、

「自分、ヒロさんともうどれくらいになったん?」と聞かれ、

「31年よね。」と言うと、

「自分、えらいわ。ヒロさんとそんな長くなるなんて。」と言ってくれる。

ここで、私は思うのですが、

私の人格や、人柄は関係なく「現実に、長く続いている状態だけが偉いのだと。」

湧嶋さんに「喧嘩をしたら、私も対外かなり酷いことを言って、

どこの人(にんぴにん)かと思う発言しているよ。

ただ、私が救われているとしたら、ヒロクニさんは、あまり傷つかないし、忘れるみたいなので、

それで助かっている。」と、言った。

おばさんになっている私は、さらに続けて、

「もう、この人から離れたいわ・・。と思った時に、次の女性の候補はいないのか?と聞いて、

『この人かな?』と言うから、それ、私が連絡してあげるから、会って話をつけてきてよ。

と言ってね、会わせたのよ。

1人で生きていけないのは分かっているから、こうやっているのよ。とか言ってね、

会ったのだけど、会っただけで帰ってきてさ。

『やっぱり、サホリがいい。』て言われて、ヘナヘナとなったことがあるのだけど・・。」と、

湧嶋さんに長々話した。

湧嶋さんは、「ヒロさんは、さほりさんに惚れているんやって。」と締めくくられた。

ほんと、頭にきたら、鬼のような私なのです。

自分の悪魔のようなエグイ1面を認識すると共に、ブラックジョークのセンスあるかも?と思い、

ユーモアは人を救うよねと思うのでした。

ヒロクニさんの行動も今思えばユーモアかな?

「この人・・。」って、言うのは。

ギャラリー島田では、お酒も飲んでいないのにこの会話・・・・、

私が言ったヒロクニさんに言った暴言集を集めたら、怖い。

あー、寒いわね。

 

そんな話もおわり、ギャラリー島田を後にして街歩き。

ヒロクニさんは、ギャラリーを出ると、「トーアロードの方に向かうから・・。」と言い、

ジャズ喫茶・木馬へ行こうとしていたようでした。

緊急事態で休みでしたので、三ノ宮へ戻って、茶房Voice(ヴォイス)へ。

いつものようにジャズ喫茶へ行くと、店の方と大きな声で話ている。

こちらも、話が出来る人との語らいが減っているから、雄弁です。

その後、画材を購入し、パンを買うから西宮北口で下車しようと言われる。

しかし、西宮に着くと・・・・・。

足が動かなくなったようで、苦しそうになってしまい、

もうダメ・・・と、トボトボという足取り・・・に。

その上、「惨めだ。」と言われ、慰める言葉も思い浮かばない。

私にとって、その惨めな様子と、その言葉の響きが痛切すぎて、オロオロしそうであった。

その“惨め”の総仕上げかの如く、ストーマーから尿が漏れてきたという・・・。

ゆっくり、歩かせながら、2人で男性トイレに入った。

2人で扉を閉めた男性トイレの中で、

「ちょっと見せなさい!」とか、

「じーとして!」とか、

「ズボンをもう少し下ろして。」とか、

「ここから洩れているから、ここを防ぐからね。」とか、

男性トイレで、話まくりの私。

ジェンダー吹っ飛び状態でした。

男性トイレで、冷汗・・・・。

 

こういうことを通して思うのですが、

コロナで高齢者は出かけることが少なくなって、

こうやって弱っていく人多いのだろうな?と思いました。

ヒロクニさんは、退屈が苦手なので、ひたすら近所を歩くのは出来ないようなのです。

やはり、街並みや、デザインされた看板や、音楽と共にでなければ退屈らしく、

近所を歩くのは、乗り気でない。

その気持ちもよく分かるのです。

 

今日のブログは、トイレの話や、意地悪い妻の話で行儀がよくない文章を

読んで下さりありがとうございます。

私は、ヒロクニさんを褒め称える、知的な奥さんになれないものかと、思うのですが、

悪い話のほうに面白味を感じる性向があるみたいなのです。

 

 

 

 

少し、晴れ間が続き、せっせと庭仕事に励んでいます。

↑小芋の苗。

芋を購入して苗を作りました。

今年は、ずいきを収穫したいので、「八つ頭」という種類も揃えました。

茎が赤く、その茎を日に干すと、ずいきになります。

祖母がしていたのを見よう見まねで作るつもり。

楽しみ!

 

↑ビオラも、もう終わりで背丈が伸びきっています。

これは、「食べれるスミレ」という種類のビオラ。

全く食べませんでした。

 

↑先回、取り上げた花が咲いています。

花の名前が分かりました。

「ゴデチア」という名前の花。

ガーデニングを始めてから、随分の名前を覚えました。

今日も1つ増えたという感じです。

晴れている間に、土を天日に干して再生させています。

トマトの種を蒔いたり、今度は、いんげんの種を蒔いたりと。

いんげんは、干し海老で出汁をとったもので、茄子と煮たり、

天ぷらにするのが好きなんです。

 

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (ともりん)
2021-06-01 22:09:46
第一印象は「悪い顔をしている鳥」でした。でも、ひよこ饅頭の方がぴったりきます。でも、「悪い顔をした、ひよこ饅頭」です。
このひよこは、悪いことを考えていそうです。外面はあんなにかわいい顔をして、甘くて香ばしくて美味しいのに、腹の中はこんなに黒いことをたくらんでいるとは!
お腹に詰まっているのは白餡ではなく、本当は黒餡だよねえ~……と、妄想がふくらんでしまいました。
ピピちゃんには、残念ながら見えなかったです。やはり、「悪い顔をした、ひよこ饅頭」です。

コロナ禍で人と直接接することが極端に減りました。そんな中、人と話す機会があると、ついついしゃべりすぎてしまいますね。
「次の女性の候補はいないのか?」以降の文は、なんだかもうおかしくなってしまいました。
お二人とも本当に真面目にお話しされていて、お二人のおっしゃっていることもわかるのですが、「もうしょうがないですよねえ」とニヤニヤしてしまいました。
鬼のように悪魔のようにエグくてブラックジョークの効いたさほりんだから、きっと、ヒロクニ先生は良いのだろうなと思いました。
女性同士の友情でも、いつも誰にでもふわふわ甘くてやわらかい人より、辛くて苦くてパンチのある人の方が信用できるように感じます。

ストーマーは、身体にも気持ち的にもデリケートな上に扱いに手間がかかるので、悩ましいと思います。
久しぶりの神戸へのお出かけなのに、ちょっと残念なことになってしまいましたが、さほりんが一緒にいてよかったと思います。
男性トイレで話しまくり、いいと思います。それを何か言う人は、私たちが生きていく中であまり意味をなさない人なので、気にしないでください。

多くの方がきれいだと感じる人やコト・モノは確かにきれいですが、感じた以上のきれいさにはならないと思います。
でも、毒や悪いことは、感じる方にはそれ以上の魅力で、とりこにさせてしまう強烈さがあると思います。

八つ頭は、お節料理に食べるお芋ですね。お芋の葉は厚くてつやつや、いつ見ても良い緑色です。
ずいきは、お味噌汁の具にすると美味しい、と聞いたことがあります。私は食べたことがないので、さほりんの作るずいき料理に今から興味津々です。
きれいなビオラです。すみれのようです。小さな花は群生すると、大きな花にはない迫力で圧倒されます。
ゴデチアというのですね。お知らせくださり、ありがとうございます。こんなにきれいな花なのに、なぜあまり流通していないのでしょう?不思議です。

先月買ったシソの苗に、もう花が咲いてしまいました。例年にない高い気温でストレスを感じてしまい、生殖モードになってしまったようです。
今年のシソは、葉ではなく穂ジソを楽しむようになりそうです。
返信する
悪い顔にしかみえなくなってしまいました。 (さほりん)
2021-06-03 16:48:37
コメントありがとう。
悪い顔というのがとてもしっくりきました。もう、悪いとしか思えません!それも腹黒い感じが、黒餡で表現されているかと。ピピは、ゴロツキのような顔もするので、その顔が浮かんだのですが・・・。

今回の夫婦のやりとりは、極限状態に行き着いている私達の様子なのですが、笑って頂けるとホッとします。そうですね、私は甘ったるいものは苦手かもしれません。ヒロクニさんは、ロマンティストなので、甘いムードが好きなようですが、いつもぶち壊すのが私の役割かな?

この日は、ストーマまで、支障が出るとは思いませんでした。装着の腕があがってトラブルが起こらない日々が続いていたので、油断したのかもしれません。ともりんの言うように、ヒロクニさん単独だと・・・と考えると良かったと思います。トイレは2人で入ると暑いですがね。周りの人を気にしないようにの一言ありがとう。そうします!!

ともりんの言う「一般的なキレイ」の意味、よく分かります。俗に言う「キレイごと」ばかり言う人の方が、実際には意地が悪いことってあるような気がします。よく言われる「清濁併せ呑む」という感覚に近いかもしれませんが、悪や毒もときに必要だと、私は思います。しかし、私もよく酷いセリフを思いつくなぁ~と自分自身に感心します。個性なのでしょうかね?ニヤニヤ笑ってくれるというので、思いは伝わったという感じで、嬉しく思います。この感覚を理解してくれるともりんの存在、心強く思います。ありがとう!

ずいきは、祖母がよく保存食として干していたのを見て育ちました。子供の頃、煮たものを見ると、怖かったのですが、以外と美味しいかったというのが記憶にあるのです。先になりますが、また取り上げます。干している様子とかも。

ゴテチアという花、本当に見かけませんね。人気がないのでしょうか?切花にもいいとなっています。

今年は、気候が変ですね。春は言うほど気温が上らなかったし、5月に梅雨入りだし、急に暑いし、畑で菜園をしている方も、うまくいかないと口にしています。シソは、暑さでビックリして、種を付け出しているのですね。梅雨が終われば、暑い夏が来るのでしょうか?

いつもありがとう。
会って話しているような気持ちになります。
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