京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

奈良3 明日香村 石舞台古墳

2009-09-18 13:13:31 |  お出かけ
    奈良1橿原神宮は  こちら


突然の思いつきで明日香村へと書きましたが、実は。。

橿原神宮へ着く直前、車の中から見た道路標識
「明日香村」という標示があったのです。

(へぇ~、明日香村って近いんや。。

その標識を見た時から、実は密かに、
ここも行ってみたいな~なんて思っていた私。

主人も、同じ標識を見た時、私が行きたいって言うやろうな~と
思っていたらしくて。。はい、大正解でした~。


だって、ここまで来ているのに、行かないともったいないですよね。


そこで、カーナビに「明日香村観光会館」を入れて出発。
20分くらいで明日香村観光会館へ到着です。


明日香村観光会館



この観光会館で、明日香村の見どころを聞くと、
まずは石舞台古墳、高松塚古墳ということでした。

お昼ごはんのお勧め、古代米がいただけるというお食事処
「夢市茶屋」も教えてもらい、いざ出発です。


夢市

明日香村、石舞台古墳近くにあるお食事とお土産の店「夢市」




2階が、緑の中の農村レストラン「夢市茶屋」になっています。
室内はナチュラルな木でできていて、優しい温かさを感じますよ~。



古代米(今日は黒米)

古代米御膳を頼みました。

古代米の栄養成分は、現代の白米と比べてたんぱく質や
各種のビタミン・ミネラルが多く含まれていてばっちりだそう。

おかずも鶏のからあげの他に、かぼちゃ、なす、ゴーヤ。。
季節のお野菜たっぷりのヘルシーメニュー。

豆乳と吉野くずを使って作った、お店自慢の呉豆腐は
初めつるんとした食感で、もちっと食べ応えもあり
美味しかったです~。

これで、1050円はリーズナブルですよね。

 



いにしえの昔、飛鳥の人が食べたという古代米を食べ、
窓から入ってくる飛鳥の風を感じ、古代に思いを馳せていると。。


「もう、行こか。。」

と、主人の一言。


そうそう、そうでした。。
石舞台古墳に向かって出発です~。



石舞台古墳


7世紀初め頃に造られたと云われている石舞台古墳。




古墳の上の封土が無くなって、巨大な天井石が露出した形に
なっている古墳です。

どんな風にして、この大きな天井石を乗せたのか説明してあります。
なるほどね~、古代の人の知恵はすごい!





この石舞台古墳は、蘇我馬子の墓という説が有力だそう。。
古墳上部の盛り土がないのは、
蘇我氏への懲罰として土が剥がされたと言う説もあるとか。。
なんだか、可哀そうですよね~。



石舞台という名は、一般的には石の形状からとされていますが、
狐が女の姿に化けて古墳の上で踊ったことから石舞台と名付けられた
という伝説も存在するらしく。。

この伝説の方が、ロマンチックですね。



石室の中では、ボランティアの方が説明を・・


説明を聞いた後、石舞台古墳の前で二人で記念写を撮ろうと、
近くのカップルの男性の方に頼んでみました。

「あの~、シャッター押していただけませんか。。」

「いいですよ~」と、爽やかに笑ってカメラを受け取ると、

私達にカメラを向けて、

「はい、3,2,1。」と大きな声で言ってくれて、カシャ。

「もう一枚撮っておきましょう~。はい、3,2,1。」と、もう一枚。


すっごくわかりやすい声かけと、
明るくて爽やかな態度に感心。。

撮っていただいた写真も素敵で。。って、それなりにですが。。

本当にありがとうございました。

私達も今度写真を頼まれたら、あんな風に撮ってあげたいねと
主人と話してました。




御礼にと言ってはなんですが。。

私も、そっとそのカップルさんを石舞台古墳とともにカシャ。

素敵なカップルさん、これからも仲良くね。


    (奈良4 明日香村岡寺へ続きます。)