京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

奈良2 本薬師寺跡 ホテイアオイ

2009-09-19 10:28:01 |  お出かけ
  奈良1橿原神宮は  こちら

さて、いよいよやってきました。
橿原神宮からは、車で5~10分くらいのところにある
本薬師寺跡ホテイアオイの群生地です。





このホテイアオイは、お米の生産調整の一環として
本薬師寺跡周辺の休耕水田で、栽培されているものだそうです。
小学生が植えたと書いてありますね~。すごい!。

見ごろは8月中旬から10月上旬だそうですよ。

うわ~、綺麗ね~と、一面に咲くすみれ色の涼しげな花に感動です。




花びらの一枚にだけ、黄色い模様がついたすみれ色の花、
ホテイアオイ。。はじめて見ました~。





葉は、とっても肉厚で、茎の根元の中央部分がふくれ、
これが浮き袋の役割をしているそうです。
この膨らみが、七福神の一人「布袋様(ほていさま)」のお腹に似ていると
ホテイアオイの名前が付けられたとか。。

なるほど。。可愛いお腹。。





一面に咲くホテイアオイの青い海。。





小さな女の子が、一所懸命スケッチしていました。
なかなか、上手に描けていますよ~。




白い雲、青い空、向こうに見えるお家の優しい緑。
そして、ホテイアオイのすみれ色。




おうちに帰って、きっと色々な色を使い、
スケッチを素敵に仕上げるのでしょうね~。
出来上がりも見てみたいな~。


本薬師寺跡、大和三山を背景に咲き誇るホテイアオイの花。
地元の人だけでなく、色々なところからこの景観を見るために
人々が、この地を訪ねてこられているようです。





アマチュアのカメラマンさんたちも、
しっかりといい場所を陣取って、素敵なショットを狙ってられます。

私は、所構わずデジカメでぱちぱち撮るだけ。。
なんか、ちょっと恥ずかしいですが。。





ホテイアオイと水連の競演です~。





水連の可愛いピンクの花。
まだつぼみもありそうで、これからも咲くのかな。。





そして、さいごにもう一度ホテイアオイを。。




こんなに涼やかで、可憐に見えるホテイアオイ。


世界の熱帯・亜熱帯域で見られる花のようですが、
繁殖力がとても強くて、あっという間に水面を覆い尽くし、
水の流れを滞らせ、水上輸送や漁業に、
悪影響を与えたりするそうで。。

なんと、「青い悪魔」と呼ばれることもあるんだとか。。

そんな、可哀そうに。。と思いつつ、
その繁殖力を利用して、毎年見事なホテイアオイが見れる
素敵な「ホテイアオイの里」になってくれればな~
と、思いました。

もちろんその為には地元の方々の大きな御尽力が必要なのでしょうが。。


さて、今日の目的はこれで達成できたのですが、
せっかく奈良まで来たんだし。。

これだけではもったいない、
お腹も空いてきたし、どこかで奈良の名物を。。と、


「な~、明日香村へ行ってみいひん。。?」と私。


「そういうと思ったわ。。」と主人。


。。といういことで、突然の思い付きですが、
次は明日香村へ行ってみることになりました。


   (奈良3 明日香村石舞台古墳へ続きます。)


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