夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

年齢が外見に追い付いて来た!

2015-08-20 20:29:02 | 日記・エッセイ・コラム

2015年8月20日

頭を雲の上に出した富士山

麓は小雨模様ですが、山頂付近は晴れていると思います。

 

                     ケビン67才

ケビンが67才になって一週間が過ぎました。

Г年齢が外見に追い付いて来た!」と言っています。

実際ケビンは昔とちっとも変わらないように見えます。

     ∵ 私は彼の毛髪がフサフサだった時を見たことがありません。

     初対面の時にはもう彼は、進行した毛髪不自由症候群でした!?

   

中国人のお嫁さん曰く、

Гお父さんはドンドン若返ります。」

Гお母さんはだんだん年を取ります。」

素晴らしい表現力です!!

     ケビン曰く

「タンポポがもう60過ぎたんだ!」

新婚の頃私たち夫婦は、父親と娘だと思われていました。

長男誕生の産院で、看護婦さんがケビンと私の母をお爺さんとお婆さんと間違えたり、

息子を連れて行った通院先の病院で、先生に「今日はおじいちゃんと来たんだ!」と

声をかけられたりといつもお爺さん扱いされていました。

「もう、あの看護婦さんどこ見てるんだろう。」

Гあの先生タンポポや息子のことばっかり、美人とか可愛いマスコットとか」と

ちょっと気の毒だったのです……

       妻として弁護すると、

自分の夫を褒めるのもおこがましいのですが、

お見合いで初めて会った時から、

進行した毛髪不自由症候群以外は、

皇太子と言うニックネームそのままに、全体的に上品な感じの外見。

行儀の良い落ち着いた物腰。

穏やかな性格。

背筋をきちっと伸ばした良い姿勢。

綺麗な言葉使いに良い声。

と申し分の無い男性だったのです。

 

あれから、早くも三十数年。

     同級生や同い年の方々もフサフサだった髪が大分薄くなり

黒髪が白髪になり、大分老化現象が現れて来ました‥…

 他人事ながら、老けたなぁ~と思ってしまいます……

でも最初からお爺さん扱いされていたケビンは

若々しく見えます!

  まさにГ年齢が外見に追い付いて来た!」