蝉と夏休み
蝉
私たちの世代ならば、夏の代表的な昆虫
孫娘たちが、昨日庭で瀕死の状態の蝉を見つけてГ何かがいる!」と大騒ぎ!
また何か珍しい昆虫がいたのかと見ると、蝉。
え~
蝉も見たこと無いのと驚くと共に、
時代の流れを痛切に感じました。
鳴き声は木々の間から届きますが、私もこの夏実物は初めて。
都会では無いのに蝉も生活し辛くなっているようです。
我が家の庭の桜の木でやかましい程鳴いていた夏も今は昔。
数年前の桜の木の伐採と共に、訪れる蝉も無く、土の中から出て来る蝉も少なくなりました‥…
庭の通路を、車椅子用にコンクリートと人工芝生にしたので、
我が家の蝉も困っていると思います。
それでも庭先で、今年も脱け殻は数個見つけました。
まだ我が家が実家の蝉が誕生しているのです。
この蝉も短い地上の生活を終えて、逝きました。
何度も植木の所に戻してやっても、玄関先でひっくり返っています。
お盆に蝉を捕まえてはいけないとお年寄りに教えてもらいましたが、
理由は覚えていません。
桜の木に何十匹もやかましい程に鳴いていた油蝉の鳴き声が、
何処からともなく聞こえてくるそこはかとなく寂しい蜩の鳴き声に変わると、
子供達の夏休みが終わります。