夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

一難去ってまた一難

2015-10-02 21:27:14 | 日記・エッセイ・コラム

 神無月になりました。

消化器科の診察に向かう車の中から撮影しました。

富士市では、市内のどこからでも、壁のようにそそり立つ富士山が見えます。

 

               逃げるが勝ち

昨年から心配していた、隣の空き地への、私の交通事故の加害者の移転工事が本格的に始まりました……

私は、信号の無い交差点で右折車を待って、停止線で一時停止。

相手のランドクルー車はよそ見をしていて、ブレーキも踏まずに私の普通車の後部に衝突。

全くの百・ゼロの事故です。

加害者は、いの一番に奥さんに電話していたそうです。

救急車と警察へは右折車を運転していたお弁当屋さんが電話連絡してくれたそうです。

車を交差点から安全な場所に移動するのとか、

私の夫に電話連絡してくれたのも

みんな周りの人たちがして下さったようです。

後日救助活動をして下さった方々にお礼に伺った時に、

その間加害者は、無傷なのに救助を始め何もしなかったと聞きました。

 

 

 

私の車は全損。

私は大怪我。相手は全くの無傷。

相手の車も修理代はかかったようです‥…

そりゃああれだけの衝撃だったら、車も無傷では済まないと思います。

 

しかしながら、相手方は

お金が無いとか、生活が大変とか、

運転していた社長の免許証が使えないと会社が潰れてしまうとか、

車の修理代がかかって大変とか、車の保険料が高くなるとか、

自分の都合ばかり言っていました。

救急車で運ばれた病院に、奥さんが白と黒の靴下を各一足ずつ持って来ました。

お見舞い品に、白黒の靴下って何のつもりでしょうか?

 

とにかく思い出したくも無い16年前の悲惨な出来事です。

私の家に電話をかけて来て、見舞いの言葉や、謝罪を述べるのかと思ったら、奥さんが、自分の言いことだけ言って切りました。

上のような自分勝手なことばかり言う加害者とは、声を聞くのも嫌だし、ましてや顔等見たくありません。

こんな自分勝手な人たちが、本当に社長夫妻なのでしょうか?

 

我が家も自営業です。

同じ市内に住み続けて仕事を継続し、

子供や孫たちを教育し、縁付け、ずっと地道に生活して行かなければならないと思って、

理不尽なことも黙って聞いて、言いたい事も我慢しているのです‥…

会社の従業員や家族たちを守って行かなければならないから、

上に立つ者は仕事を始め、私生活も誠実に真剣勝負の毎日なのです。

 

事故の顛末は、最初にバカヤローと大きな声を出した方が勝ち

大きな保険会社や、力のある代理店が勝ちとか聞いたことがありますが、

結局図々しい人たちが勝ち組になるのでしょう‥

Г保険金詐欺ではないか。」等と主張する相手方の損保会社の担当者や、

加害者夫婦の毒気に嫌気が差し、争うこともなく、終わりにしました。

ああいう方々ともうこれ以上、関わりたくないと思ったからです。

 

顔面麻痺と言う耐え難い後遺症を残して

15年の月日が経過しました。

私も齢を重ねて、顔面麻痺の顔にも諦めが付きかけた頃

またまた降って湧いたように、あの傍若無人な加害者夫婦の登場…

 

よりによって、

何で家の目の前なの?

 

今いる所を直ぐに立ち退いて欲しいと迫られているとか。

出て行く所が無いからと言ってもう何年も粘られて地主さん宅で困っていると聞きました。

 あれだけ非常識な言動が日常茶飯事だったら、

大抵の大家さんは出て行って欲しいと願うと思います。

余程の事情の無い地主以外は断ると思います。

 

貸駐車場と言う看板が建てて在っても、誰一人借り手が付かないで一年中雑草が生い茂っている空き地と

自分勝手な加害者夫婦。

 

一難去ってまた一難。