夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

弥生

2017-03-01 21:49:25 | 日記・エッセイ・コラム

                弥生

昭和63年2月に、長男が学童保育で作った押し絵のお雛様です。

30年経っても色褪せていません!

後方は和紙のちぎり絵。

女雛の顔

特に切れ長の目が、長男のお嫁さんの顔立ちにとても良く似ているのですよ!

      弥生朔日

今日から、三月。

今日3月1日は私の亡き母の誕生日です。

生きていれば94才です。が平成2年7月31日に67才で亡くなっています。

良く死んだ子供の年を数えると言いますが、私も数年前まで、ずっと死んだ親の年を数えて、『早すぎる!何故?』と思っていました。

が、母の仮想年齢が平均寿命を過ぎて、90才を超えた辺りから諦めがつきました。

例え生きていても、介護される立場になっていたのではないか。

一人娘の私が介護される立場では、とても年老いた親の介護等不可能です。

43才で未亡人になってからも、気丈に家や農地を守って頑張って生き抜いた母。

クモ膜下出血で、僅か18日の闘病生活であっけなく亡くなりました。

1日生まれで31日没。

最初から最後までずっと。

小さなことから大きなことまで全部。

何か母の性格や人生を象徴している生没年です。

 今日の空は、雨。

母の人生は霞か雲か?