夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

私が初めて母になった日

2011-05-26 22:27:26 | 写真

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今日は私が初めて母親になった日。

我が子を胸に抱いた日。

母乳をあげる為に、乳首を含ませた日。

子育てに悩んでいた時、

初めて授乳した時の無心な赤子の姿が、

どれだけ私の悩みを救ってくれただろうか!

子育てに悩んでいるお母さん

辛い時には、初めて母親になって、赤ちゃんを抱いた時の気持ちを思い出して見て下さいね!


今ほど日本が世界中から注目されている時は無いのです。

2011-05-25 21:34:42 | 日記・エッセイ・コラム

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国難とも言えるほどの大震災、津波、原発事故。

世界中のメディアが日本の一日、一挙手一投足を注目している。

日本がどこにあるのかさえ知らないような、海外の人々にもあの未曽有の大災害の恐ろしさは映像を通して、伝わっていると思う。

その後の日本の復興は、世界中から注目されている。

その大切な時に、総司令官の首をすげ替えている暇があるのか?

自分たちの権力争いよりも、被災者の立場、国民の気持ちになって頭を冷やして、良く考えて欲しい!

民主主義のルールに則って、選挙で、選ばれた一国の総理大臣なのだ。

血塗られた専制君主でもないし、任務を何にも遂行しないで、途中で仕事を投げ出した良家のボンボンでも無いのだ。

人間の一日は平等に24時間しか無いのだから、神様ではあるまいし、この未曽有の災害の処理を、直ぐに、100点満点は到底無理な話です。

みんなで協力して、持てる力と知恵を出しあって、この困難に立ち向かって行くしか無いと思う。

首相には、優秀な補佐官を付けるしか無いのだ。

細野豪志首相補佐官。

初めて彼が、我が家を訪ねて来た日の衝撃は強烈だった!

まだ30才そこそこの落下傘候補。「本物なの?!」とトンマな質問をしたのが、私と豪志との初会話。

オーラと言うものを見た。我が家の玄関が彼の周りだけ光り輝いていた。

政治家を志したキッカケは、京大生の時に、阪神淡路大震災のボランティアに行き、目の前に埋まっている人を助けるのにも、色々な担当の官庁の管轄があるので許可を取っているうちに、みすみす目の前の人が息絶えてしまうのを何とかしたいと思った。と著書に書いている。

夫人とも、震災のボランティア活動で知り合い結婚。

彼が、水や食物を背負って何往復もする姿を見ていたとのこと。

大物になると言う予感はあったけれど、まさかこんなに早く、これほどの試練に立ち向かって行くことになろうとは、

志した政治家になれたのだから、国民のために、世界の中の日本のために精進して欲しい。

今ほど日本が世界中から注目されている時は無いと思う!


くじけないで

2011-05-24 22:47:09 | 日記・エッセイ・コラム

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     詩集      くじけないで                  柴田トヨ

               くじけないで

     ねえ  不幸だなんて

      溜息をつかないで

      

      陽射しやそよ風は

      えこひいきしない

      

     夢は

     平等に見られるのよ

     私  辛いことが

     あったけれど

      生きていてよかった

     あなたもくじけずに

今最も話題の詩人柴田トヨさん99才

          白寿の処女詩集

国難とも言えるこの大震災、津波、原発の事故。

日本の母の力強い、99才の励ましです!

少し前まで、交通事故のニュースなどで、70才位でも、老女と表現されていて、とても嫌なかんじ(漢字と感じ)。

私も20年以上前に、当時70過ぎの叔母にパソコンを教えたことがあります。会計業務でしたので、キチンと習得出来ましたよ。

今、50才過ぎの男女にバレエを習う人が増えているそうです。

良いですね!

子供の頃の夢を叶えるなんて!

ピアノや、バレエのレッスンなんて昭和30年頃は、庶民にとっては、夢のまた夢。

海外旅行だって、夢のまた夢だった。

クイズ番組の司会者が、Г夢のハワイへご招待」と毎週叫んでいましたよ。

私が初めてハワイに行ったのが、48才の時。

行ってみたいなと思ってから、40年経っていました。


雨に思う

2011-05-23 22:11:55 | 日記・エッセイ・コラム

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矢沢宰詩集    光る砂漠   より

           雨に思う

いちごの花をぬらしたり

名も知らぬ草々ぬらしつつ

我が心もぬらしたもう

初夏の夕雨淋しかり

何の幸いあらねども

これまで生きるが幸いなり

細かい雨を見出しつつ

ただこれだけの思いなり

    雨に思うは、矢沢宰が、15才の時の作品です。

今日の雨に私はこの詩を思いました。

クリスマスの花と思われているポインセチアの花。

五月の雨に濡れて、美しく咲くEnglishroseの紅の花。

クリスマスが命日の亡き父。

父亡き後、決して平穏無事な毎日ではなかった我が人生。

何の幸いあらねども、これまで生きるが幸いなり

ポインセチアの花も、こんなに小さな植木鉢で冬を越し、新しい緑色の小さな葉を沢山つけています。

  孫たちが沢山生まれてきてくれて、命のバトンタッチが出来たのが我が人生の幸いなり!

   


昆虫も撮影出来るようになりました!

2011-05-22 21:09:20 | 写真

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三好達治「南窗集」より

信号

小舎の水車   藪かげに一株の椿

新らしい轍に蝶が下りる   それは向きをかへながら

静かな翼の抑揚に    私の歩みを押しとどめる

「踏切りよ  ここは......」私は立ちどまる

大学入学直後、熊坂敦子教授の講義で、この詩の朗読を聴いた時は、感動しました!

たった四行の詩で文学の奥の深さを教えて頂きました。

            踏切りよここは

蝶々が話しているようでした!

当時先生は今の私位の年齢だったのでしょうか?

聡明さに加え、美しく、可愛らしい女性でした。

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右手が不自由になって、写真を撮っても、手ブレが酷くて、いわゆるピンボケの写真が沢山出来る。毎日大体平均して、100枚撮影しても、気に入ったのは、10枚位しか撮れない。

ブログを始めてから、リハビリのつもりで、あちらこちら撮影している。

花の記録を残そうと思っていたところ、昆虫も沢山映っていた。

都忘れの花に蝶々。

カルミヤにカナブン。南天にテントウ虫。

遊びに来た孫たちがキーボードで、弾いているのは、『ちょうちょう』!