夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

最後まで礼を尽くす

2012-12-22 20:48:02 | 日記・エッセイ・コラム

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富士宮浅間大社近くの呉服屋の店先でお客様を迎えてくれる笠地蔵様たち

一つ一つの笑顔が素晴らしいですね!!

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正真正銘の美人女将の手作りです!

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鏡のように澄んだ富士宮浅間大社の池に映った樹々。

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今年も本当に残り少なくなりました。

私がとても残念に思うことがあります。

目に余ると言っても良い程です。

連日テレビに登場する新政権とやらの皆様方の厚顔無恥の態度です。

まだ首相に決まった訳でもないし、組閣した訳でも無いのに我が物顔で筋の通らない事を大きな声で言っています。

選挙には当選者が沢山出たかもしれませんが、私たちは選挙後もキチンと話を聞いています。そしてもう絶対に嫌だと嫌悪感を感じるのです。

世襲、派閥、財界との癒着等何一つ解消されるどころか却って酷くなって、昔に戻った議員団。

何時も大きな声で野次を飛ばしていた皆様方です。

勝てば官軍のような尊大な態度には謙虚さが全く感じられません。

周りでペコペコしたり、おべんちゃらを言ったりしている人や、コロコロと意見を変える人は信用出来ません。

来年七月の参議院選挙までは大人しくしている。

その後は何をやっても数が全てですか?

Гこれから大変な世の中になると思う。」とリハビリ中の八十八才の老人男性が療法士に言っていました。

「戦争前に雰囲気が似ている。」と言ったお婆さんがいました。

「野田首相が可哀想に見える。」と言った若者がいました。

弱い者いじめが目にあまります。

私は野田首相に、大切にされていないお年寄りの姿が重なって見えるのです。

残り少なくなったノートを最後まで使い切らないでまた新しいノートを買ってしまうような無駄な姿勢。

日本で戦後一番最初に僅か一年で首相を辞任したのは、次期総理予定者ですね…

今年が後十日残っているのに、何も努力しないで来年の事を言っているようです。

きっと鬼も笑っていることでしょう。


初心忘るべからず

2012-12-20 22:00:09 | 日記・エッセイ・コラム

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                       『初心』

山中伸弥京大教授がノーベル賞受賞式の翌朝の記者会見で迷わず色紙に書いた言葉です。

「また今日が新たな始まりですので」

「ノーベル賞は私にとって過去形になる。これからの研究が大切なので、一生懸命やっていきたい」

「苦しくて駄目だと思ったときは、ゴールの直前ということもある」

山中教授の新聞記事を読んでいて私が本当に感銘した言葉です。

大抵の人は、一度成功すると直ぐ有頂天になってしまって初心と努力を忘れてしまいます。

またある人々は過去の栄光を忘れることが出来ないで、目指した時の初心を見失ってしまったりします。(スポーツ選手や芸能人、政治家等に多く見かけます。)

慣れて来ると初心を疎かにしがちになります。

結婚生活も初めて相手と愛情が通じあった時の初心を忘れないようにすればもう少し温かいものになるかもしれませんね…

子育ても初めて我が子を授かった時の喜びを忘れないようにすれば、もう少し心の広い優しい親になれるかもしれませんね…


立ち止まって薔薇の香りをかぐ

2012-12-18 22:09:44 | 日記・エッセイ・コラム

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Take  time  to  (Stop  to)  smell  the  rose.

立ち止まって薔薇の香りをかぐ。

直訳でも意味は十分に伝わって来ますが、

※休息を取る。

※骨休みをする。

※あくせくするのを止める。

と言うような意味合いで使われます。

     頑張り過ぎないで、忙しい時こそちょっと立ち止まれ。

誰もがせわしない師走にこそ必要な格言だと思います。

多忙な人にこそ必要な心構え。

忙しいという字は、心が亡びると書きますね……

                  心のゆとり大切にしたいですね!!


年賀状に寄せて

2012-12-17 21:23:41 | 日記・エッセイ・コラム

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年賀状書きの季節ですね…

私も気持ちだけはありますが、何しろ身体が言う事をきかなくなってしまいましたので、どなた様にもとても不義理をしています。

でも人から頂くのは大好きで、昔からお正月の一番の楽しみです。

特に懐かしい方々から一年に一度だけ届く便りは嬉しいものです。

教え子たちの家族が大きくなって行くのも自分の子供や孫たちの成長のように嬉しいものです。

来年は還暦ですので、同級生たちの両親も高齢化して、喪中欠礼のハガキも沢山届くような年になりました。

 

私が忘れられない年賀状は中学三年生時の担任だった恩師からの年賀状です。

元旦に何時ものように手書きのガリ版刷りの年賀状がポストに入っていました。

宛名は数学教師らしく几帳面な手書き文字です。

ところがその後直ぐ恩師が大晦日に急逝したという連絡が入りました。

先生はまさか年越し出来ないなどとは夢にも思わずに、丁寧に一枚一枚手刷りをして年賀状を作製していらしたのですね…

「準備が大事。」

「ゴミ拾いも小さなボランティア。」

Г欲しい物を買うな。必要な物を買え。」とか教えて頂いたことは現在の私の中で今なお生きています。

先生のお別れの挨拶状のような最期の年賀状。

形見として大切にしています。


人さまの目になって働く

2012-12-16 21:40:55 | 日記・エッセイ・コラム

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先日玄関先で転倒した時に顔を地面にぶつけて眼鏡が歪んでしまいました。

修理に連れて行って貰ったショッピングモールで盲導犬が募金活動をしていました。

富士ハーネスは以前オウム真理教の施設のあった場所に新しく建設された盲導犬の訓練施設です。

オウム真理教の施設が建っている時には近づくのも恐ろしい程不気味な場所でしたが現在は明るい感じの施設が出来ています。

盲導犬の目綺麗な目でしょう!!

いつも人のためになっているからでしょうか!?

今日総選挙が行われました。

当選者はどうぞ人さまの手足になって良く働いて下さいませ。

今日有頂天になっているあなたも次はどうなるかなんて判りません。