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こんにちは。
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3月は週2回更新予定でいきます。
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卒業をテーマに、3月の就活テーマを進めましょう

(ロックウェル『卒業生』Boy Graduate 1959)
※
前回のロックウェルの絵は小学生の女の子だったので
今回はガウン姿の大学卒業生です。
大学時代の体験は、人生にどんな影響を与えるものなのだろう。
2011年3月の東日本大震災の事例から
「逆説のパターン」で考えてみよう。
■学生運動のフラッシュバック
※※※
福島第一原発で、原子炉が加熱してきたから早急に注水をして冷やさなくてはいけない。
学生運動が燃え上がっていた昭和43年の暮れに十二気圧をかけられる新型放水車で東大の安田講堂攻めをやった。その時の記憶があるからか いきなり警視庁第一機動隊の高圧放水車を指名してきた。
あの人たちの記憶は昭和44年1月で止まっているわけです。
※※※
佐々淳行・渡部昇一「国会の実力」致知出版社2011年9月から
2011年3月11日の東日本大震災のとき
総理大臣をはじめとする首相官邸の‘あの人たち’は
何十年も昔の自分たちが体験した「学生運動の記憶」をベースにして
危機管理を行っていたのではないだろうか、という話です。
~・~・~・~
学生時代に学んだこと、体験したことの記憶というのは
大人になっても大きな影響を与えるものらしい。
そして
よくも悪くも、その影響力は人生に続くものでもあるらしい。
~・~・~・~
■丸いデザイン
ロックウェルのこの作品は
雑誌の表紙用に描かれたものなので
丸い円は雑誌のタイトルレイアウトです。

~・~・~・~
これからさまざまな厳しい現実が待ち受けている卒業生に
この瞬間だけ
晴れ舞台の輝きが与えられたようにも見えます。
目の前の現実からいろいろと学び取り、その体験を深く刷り込んでおこう
就活だけじゃない長い人生で、その体験を「よりよく生かす」ためにね。
~・~・~・~
3月の更新予定も原則として毎週水・日です。
じゃあまたね☆

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