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◆大切な「本物の絆」の考え方◆就活ポインター700回feat.3月11日

2012-03-11 11:36:26 | 日記

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こんにちは。
★★★
3月は週2回更新予定でいきます。
★★★

近所の公園の花壇には絆の文字が刻まれています。




東日本大震災でも「絆」という言葉がクローズアップされました。

卒業や異動の季節にも重ね合わせ
就活生と「絆」について考えていこう。



◆生きている者同士の絆もあれば・・


絆という言葉を「リアルタイムな助け合い」と考えるよりも

絆とは「過去から未来への助け合いである」とする考え方を
就活生にお勧めしておきたいと考えています。



~・~・~


過去の時代に生きて、今は亡くなった人たちが
現在の我々にいろいろな知恵を授け
「寄り添って手助けしてくれるという人間の絆もある」



こういう絆を大切にしていくと
生き方への勇気がわいてくることが多い。


~・~・~


◆見えないが、確かに感じる「絆」


このブログ記事を下書きしているさなか
法律関係の書籍を手がけるY出版社から電話を頂きました。


18年前に亡くなった祖父の書いた著作物の
著作権について確認したいことがあるという話でした。



生前、ある大学の学長をしていた祖父の著作は
民法に関する専門書なので
詳しい内容は難しくてわかりません。



ただもうひとつ

家族にあてた私的な自費出版の本があって
そちらには過去の思い出や
卒業生へのメッセージが載っています。


・・・

没後18年の
不思議なタイミングで祖父の事を思い出したので

「祖父が現代の就活生に何かの知恵を伝えたがっているのかも知れない」


そう思えるので
「見えない絆を大切にしよう」と素直に思います。


・・・



◆真摯なメッセージ


東京帝国大学を卒業した祖父が、大学の教壇に立ったのは関東大震災の2年後です。

(以下の引用は「自費出版」からになります)
※※※

私が本学の教壇にはじめて立ちましたのは、大正14年の4月のことであります。

大正12年9月に関東一帯を襲った大震災で、わが駿河台の校舎は灰燼に帰し、一物もとりとめない焦土と化したのでありますが、そのあとにまことにお粗末な、文字どおりのバラック建の校舎ができ、そこで授業がなされていた頃であります。

※※※

(文中の「わが駿河台」は大学のキーワードです)




東日本大震災の1年後の本日3月11日、祖父からの「見えない絆」として
大切に、就活生に受け継ごうと思うメッセージです。


※※※

私は教育者の一人として、長い間、大学の学生に接してきました。
私は折にふれて学生たちに申しております。


「諸君は常に誠実と善意とをもって周囲の人々に接してもらいたい」


「世にいわゆる立身出世を期待するものではない。むしろ、ものわかりのよいアドバイザーとして、周囲の人々から信頼され、敬慕されるような人、いうなれば、偉大な平凡人として、日本の発展と、世界の平和と、人類の福祉とに貢献してもらいたい。」


「これが大学教育をうけた諸君の社会に対する奉仕の一端である。」

(昭和43年5月)
※※※



tarebon付記:

この祖父のメッセージには
学生時代に新渡戸稲造(英文で書いた「武士道」で有名)
から直接学んだ影響が見られるようです。




時代を超えた先人からの
真摯なメッセージは


生涯を貫き
困難を克服していく本当に強い「助け合いの絆」なのかと思う。


~・~・~

2012年3月11日
大震災1周年、そしてブログ更新700回目の節目に。

~・~・~





3月の更新予定も原則として毎週水・日です。
じゃあまたね☆



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