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こんにちは。
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3月は週2回更新予定でいきます。
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昨日24日に行われた法政大学の卒業式について書きます。
◆合同の卒業式◆
大震災の影響で卒業式が中止になった昨年の卒業生も
今年招待されて、合同の卒業式になりました。
昨年の卒業生たちは社会人のこの1年を振り返り
いろんな意味で晴れて卒業式を迎えられたわけですね。
そして法政大学の教職員の方々が
真摯な努力で合同の卒業式を準備されたことに
個人的に限りない敬意を表したいと思いました。
※※※
24日は、去年、卒業生代表の式辞を述べる予定だった近藤由紀さんが再び、卒業生代表として招かれ、あいさつをしました。
社会人の近藤さんは「皆さんの代表としてこの場に立っていることに感謝します。社会生活は想像以上に厳しいですが、多くの友人や家族が支えてくれました。今後も苦しいことはたくさんあると思いますが、誰かの支えになる存在になりたいです」と述べました。
近藤さんは去年、式辞を述べることができなかったため、大学では卒業生へのせめてもの祝いに近藤さんが式辞を読む姿を撮影し、大学のホームページでこの1年見られるようにしていました。
※※※
NHKニュースWEB2012.3.24から
先輩の後姿を見ながら
後輩も成長していくというわけです。
◆形をともなう記憶が人生に必要である理由
卒業式が中止になった昨年の卒業生たちには
できれば今回の法政大学のように
ふたたび卒業式に臨んでもらいたいです。
(大学関係者もよいアイデアをお願いします)
~・~・~
たとえ単なる儀式であったとしても
『形を体験すること』が人の記憶を確実に深めます。
これは入学式や就活や、結婚式や出産といった
ライフ・イベントでも大切なことで
人生を豊かにする文化体験につながってきます。
~・~・~
『これが卒業式なのだ』
『ここで学生生活は終わり』
という確かな実感を伴ったときに
学生は始めて卒業式を出発点に
人生の荒波を進む心構えが
『自分自身で納得できる』わけですね。
成長に必要な人生の通過儀礼とは
そういうものなのだと思うんです。
◆人生の防波堤としての濃密な記憶体験
社会人になって中堅の
30代~40代になると
卒業式、結婚、出産、転職・・という過去の人生の節目を
かならず思い出す瞬間がやってきます。
↓
人生に傷つき、悩み、苦しむ瞬間のときほど
本当にリアルに思い出すんですよ。
まるで記憶の中でその瞬間に立ち戻って
本能的にいろいろなことを回想し
そのことで
疲れた精神バランスを取り戻そうとするようです。
だからライフイベントというのは
できるだけ後まで記憶に残る要素を備えておくほうが
それだけ人生の防波堤になることも覚えておこう。
★★
卒業おめでとうございます。
そしてこれからの人生で、日々の仕事や生活を
濃密に記憶できるよう、多くの活動をしていこう。
★★
3月の更新予定も原則として毎週水・日です。
じゃあまたね☆

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