フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

すき焼きカレーにシチュウ

2018-12-09 08:54:53 | Weblog

東京での話、とあるカフェレストランでのランチタイム。高知二人岩手一人のグループ。高知と岩手がテーブルにつく。そこへ遅れてもう一人の高知がやって来る。高知A:「何かたのんでくれてたぁ?」高知B:「ウン、スキヤキ、カレーにシチュウ」岩手「三つもたのんだの?」高知二人爆笑。昨日絵画教室での昔話を聞いて笑う。若い頃というか学生時代の一コマとのこと。高知の人ならみんな分かるから別に可笑しくも何ともないんだけど岩手の反応で笑ってる。当たり前のことが当たり前でない東京での土佐弁物語。このての話は沢山あるらしい。でもこれが秀逸。たいしたことではない、「何か頼んでくれた?」と聞くから「(あんたが)好きなカレーにしたよ」というだけなんだけど。いくら田舎もんでも三つも頼むわけがないよねとここの教室では笑っているが岩手では別の意味で笑ってるだろう。「それにしても土佐弁って表現というか言葉が豊だと思わん?」と変な感心をするから「日本語の古語はいっぱいあるし」、「ずとづ」の使い分けは出来るし「世界の言葉は土佐弁から」という話もあるし「英語もフランス語も幡多弁とかわらん」と例によって話は収拾がつかなくなる方向へ。「そしたら何でしゃべれんがやろう?」「アホやからよ」「そうながや」「けんど土佐弁でしゃべったら相手も分かるきね」(わかるかバカ)とお気軽会話が続いていたらそこへ電話、「救急車が到着した、当番やき行かんといかん」と病院勤務のヒロちゃんが出て行った。限界教室と言えども忙しい奴は忙しいんだ。ここでみんな一息ついて絵に戻る。あーやれやれ。

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