図書館へ本を返しに行く予定だったけど今日は雨が降っているからやめにして家の中で雨の音を聞いている。
イラチからメールがきた。早速会いに行ってきた。ロシア人てなんて屈託がないんだろう。まだ17歳なのに大人びている。というとこまっしゃくれた子を想像するんだけど違う。応対というか人との接し方が大人びていて感じがいい。勿論、子供っぽいところも同居していて歳相応に見える仕種もあるけど。笑ったのは、喫茶店のメニューにロシアンティーなるものを見つけた時の反応。エディマーフィーの「ウソッー」だったよ。「ロシアでは飲まないよこんなの」だって。風邪をひいたときにラズベリーのジャムをいれてお茶を飲むけどいつもじゃないよ。と言ってた。俺なんか、ずっと信じてロシアンティーには、ローズジャムなんて高いジャム買って来てたのに。何でも情報は自分で確かめないといけないね。スパシーボ イラチ!
朝見てみると北の山々が真っ白になっていた。雪が降ったんだね。冬の寒さがきた。暖冬だからこのまま終るのかなと思っていたけど冬にも意地があるらしい。でも、本当は、これが冬なんだよね。みんな寒そうに言ったり来たりしている。昔っからのIVY少年が今は、おじさんだけど、石津健介んのVANが活躍した時代のIVYルックでダッフルコートなんか着て通り過ぎるのを見るとなんだか新鮮に映る。いまでも全然古びない。トラッドとはこのことかと改めて思う。日本人がはじめて外見上かっこよくみえたスタイルだからね。なかなか根強い人気でうれしくなってしまう。自分なんかは、寒くなれば、ヘビージュ-ティなかっこうしているんだけどダッフルもPコートもいいよね。そういえば、トニーも愛用してたね。トニーで言えば、もう50年くらい前になるのかな。見るからにモノが良さそうな辛子色のダッフルだった。Pコートは、トニーの定番みたいだったからね。その服が、スタイルを変えず今も着れる全然おかしくなくむしろおしゃれに見えるというのがトラッドの良さだと思う。明日は、ダッフルかな。
梅一輪、一輪ほどの暖かさ 雲龍梅が咲きました。今年は、少し早いようです。この梅を見ると花追い人のシーズンの幕開けを感じます。どこそこで何々が咲いたと聞いては見に行く毎日が始まるのです。いよいよだね。去年、手に止まってくれたやまがらに今年も会えるかなとか東風吹かば思い起こせよ梅の花とかいろいろのこと思い出す桜かなとか、花を見ながら僕らは暮らしているんだということが良く分かる。蓮華、菜の花、桜、つつじ、菖蒲、四季折々の花に囲まれて日本人は幸せだとつくづく思う。
庭の木に紅蜜柑をさしてやった。今年は、暖かいので山に餌があるのかあまり鳥の姿を庭で見かけない。蜜柑はいらないかもしれないねと試しに2、3日前にさしたら夕方には、食べられて実がなかった。やっぱりきてるんだと思ってそれからさしつづけている。でも、姿はみえない。さされた蜜柑の実だけがなくなっていく。きれいに食べているのでメジロかなと思うけどまだあえない。今日、鳴き声がするので見てみるとメジロが2羽庭の木に止まっていた。「おまえたちか?」とうれしくなった。毎年、ここのレストラン、予約してるんだね。「それでは、ゆっくりと召し上がれ」
友達が、部屋を整理してたら出てきたとかで写真を持ってきた。5、6年前に撮った写真だと思う。1月2日だったかなとにかく正月のことだった。同級生3人で1763mの山に登ったんだ。雪が降ってた。一葉の写真から当時の事が鮮明に思い出される。結構きつかったよな。途中でへばったんだよ、あいつが!とか笑い話で写真を見つめている。あれから、5、6年。真中の赤いジャケットの奴は心臓の手術をして、山には行けなくなった。サングラスをかけた奴は、初めての登山でへばってしまい山はこりごりと行かなくなった。自分だけが、まだ、山に出かけてはいるが、目の手術をして、膝のリハビリとこちらも体力的に無理となりつつある。万全なのは一瞬。一瞬のうちにどんな素晴らしい思い出が作れるか。同じメンバーでということは、二度あることではないと思って100%出し切って思い出を作り上げていかなければ「俺達の青春」はないんだなと改めて思った。そして、今いる、同行してくれるメンバーを大事にしなければと思った。
ハラードナー!寒い。モンクの友達のイラーチにメールしたのでイラーチの国の言葉、ロシア語づいている。もうすごい昔々、五木寛之の「青年は荒野をめざす」に憧れて1年間だけ大学の授業でロシア語を習ったことがある。今では、アルファベットと3~4個の単語しか覚えてないがそれでも、自分の前にロシア人が現れて一言でもロシア語を話すことになるなんて夢にも思わなかったな。まだ、挨拶だけだったから何の情報も知識もないんだけどスラブ人って素朴な雰囲気で肌がきめ細かくて北国の田舎の娘って感じだった。今後どんな展開になるのか分からないけれど、こんな寒い日には、ボルシチなんか作ってくれたらナと思っている。
友達から、チネリのフレームを貰った。自転車の胴体のことだけど。これが、結構厄介なんだ。初めは、軽い気持で思ってたけど、チネリだから、コンポは、ヴェローチェかケンタウルス。コーラス、レコードは圏外で、シマノでもティアグラ以上でないとバランスがねなどと考え出すとすぐに予算は超えてしまう。タイヤだけは、りぐっておきたいから自分で組むって自転車は金がかかるな。完組でこのフレーム、このコンポなら、25万くらいかな。世の中には、960グラムのインターマックスが、35万で売り切れだって言うのに、コツコツと金を貯めて自転車を作っていく身としては頭が痛い問題です。いいパーツで組みたいし金はなし。どこで折り合いをつけるかそれが問題だ。軽いのに越したことはないし見た目もかっこよくないと作る意味ないし。バジルに相談してみよう。
帰り道、家の近くの道で工事があってアスファルトをひっぺがえしていた。土の道が姿を表わした。子供の頃歩いた道が甦った。あまりの懐かしさに土を踏みしめながらゆっくりと歩いて帰って来た。土の道は、柔らかで靴のそこをとおして話してるみたいに心地よかった。いつもより幾分歩きにくかったけどあのでこぼこが妙にうれしかった。
今日、パンプの誕生日会をしました。私は、ケーキを作ってお祝いです。91歳になりました。91になっての初めての言葉は、「エルミネ-ション見にいこうや」でした。新聞にイルミネーションの記事が載ってました。パンプは、外国語が好きだから反応したようです。でも正確に覚えられなかったようでまずは試しに使ってみました。ショータンがあとで言ってたけどバナナの人にも「エルミネ-ション見にいこうや」と言って「イルミネーションですか?」と聞きなおされたそうな。ショータンが見送っているとパンプがくるっと振り向いて「イルミネーション」といって笑ったとか。その顔が、お茶目で可愛かったと言ってました。今日は、あまりボケてなく機嫌よくお風呂に浸かってました。91歳おめでとう。