フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

capsule of 1765 air

2021-10-11 07:41:56 | Weblog
Glasgowで開かれてるpolar zero展では1765年産業革命がおこった年の空気を含んだ南極の氷の彫刻が展示されてるんだって。南極の氷はまだ解けたことがないから年輪のように各年代の氷が堆積してあるんだってね。知らなかったなぁ。その1765年の空気と現在の空気を比較したら今の空気のco2の増加率が半端じゃなかったって。当たり前のことだろうけど昔の人は澄んだ空気を吸ってたんだね。見え方も考え方も違っていただろうな。澄んだ空気の思考だもの。日本は江戸時代で田沼意次の時代辺りかな。「空がきれいだっただろうな」とぼんやり思ったりして。

凛とした空気というものがあるんだよね
爽やかな空気を身に纏ってる人は
爽やかだし
よどんだ空気の人は
ドンヨリしてる
空気は平等にあるんだけど
吸い方の問題かな
吐き方の問題かな
同じ空気の中で暮らして
その違いってナンなのだろう
きっと爽やかな人は
爽やかな空気だけ吸ってんだろうな
そして同じ空気を吸ってる人が
出会い集うのだろうな
この頃
ふとそう思うようになった
空気の選択か
その空気
選んで吸ってますかなんて
ちょといいな

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biodiversity

2021-10-10 09:51:12 | Weblog
diversityって単語もオリンピックで賑やかだったね。なにがダイバーシティかも分からないままマスコミは騒ぎ立ててたけど人々の反応は冷ややかだった、「みんな違ってみんないい」のだけどそれと多様性を結び付けるのはちょっと短絡すぎやしないかな。ところが生物に至っては「生物多様性」は重大でこれまでそのおかげで人間は存続してるようなもんだからね。それがここ近年の環境破壊で次々とレッドゾーンに追い込まれた動植物。これぞまさに人類の危機だそうですね。人は言葉以前から自然の中から薬効あるものを選んで利用してきたと言われてますよね。スノードロップなんか認知症を遅らせる成分があることが分かってますしヨモギにはマラリアの治療薬としての効能があることは昔から伝承されてました。柳の皮からアスピリンがとかカブトガニの青い血には細菌を探し出す力があるとか全て人工ではできないものなのです。それらを研究し抽出しでクスリというものが人類にもたらせられたわけでその自然を失くそうなんて自殺行為に等しいんですよね。生きとし生けるものすべて誰かの何かの役に立っているんです。動植物の絶滅危惧種、気になりますね。

この土手を歩けば
様々な雑草に
出会います
草は刈られても
踏まれても
また生えてきます
この生命力
何かに利用できないかな
禿げた頭を
ポンと叩いて
育毛剤かな なんて
草を抜いて
擦りつけてみた
青い汁が
額に落ちてきただけだったけど
それだけで
科学者になった気分がした
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caspian sea

2021-10-09 09:40:57 | Weblog
カスピ海ヨーグルトで知られるカスピ海がこのままでは消えていく運命にあるらしい。科学者たちは気候変動により今世紀末までに4分の一は消滅すると言っている。今でも砂漠化が相当進んでいるらしいよ。知らなかったなぁ。温暖化で海が干上がるなんてね。今までカスピ海の恵みで生きてきた人たちにとっては深刻な問題だね。砂漠の民としてライフスタイルを変えていくしかないと言われてもそう簡単に変えられるものじゃないだろう。かつては温暖な気候で暮らしやすいところだったに違いないのだが、そこがこのようになるなんて誰も想像しなかっただろうね。温暖化って想像できないことをもたらすんだよなぁ。

だったら砂漠の民として
生きようじゃないか
月の砂漠をはるばると
旅のラクダがゆきました
金と銀との鞍おいて
二つ並んでゆきました
たしか最後は
広い砂漠をひとすじに
二人は何処へゆくのでしょう
おぼろにけぶる月の夜を
対のラクダはとぼとぼと
でしたっけ
砂丘を越えて行ったけど
生死は分からないんだよね
砂漠の民もラクじゃねぇな



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nobel

2021-10-08 08:26:30 | Weblog
2021 nobel prize in literatureにTanzaniaのAbdulrazak Gurnahが決まりました。アフリカの黒人作家の受賞は35年ぶりだとか。英国在住というからアフリカの黒人作家と言っていいのか分からないがテーマが言語、異文化、植民地、難民とくれば実際経験した者でなければ書き出すことはできないよね。「パラダイス」というのが出世作だって。最近の本は「アフターライブ」というのが出てる
時代はこういう流れかというのを感じるね。前は村上春樹が候補に挙がっていたけど最近は聞かないね。どうなったんでしょうね。あれほど騒いでいたのにね。あれは日本のマスコミだけの騒ぎだったのかな。今となっては不明だが日本文学も捨てたもんじゃないのにね。

夕べ関東で震度5の地震があった
震源が千葉北部というので
丁度友達がそこいら辺に
住んでいると聞いてたので
大丈夫かと
聞いてみた
そしたら今朝になって
返信
寝てたから知らなかったって
深度5ってそんなものかいな
それとも友達が
鈍いのか
何はともあれ
無事でよかった
千島から岩手そして千葉と
北から地震が下りて来てる
これは何かの前兆か
港の灯りは
教えてくれるのだろか
知らぬが仏と
言われてもなぁ
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parastic

2021-10-07 09:09:57 | Weblog
WHOがマラリアのワクチンを初承認したってね。「WHOは世界的な日だ」と言ってる。いままでワクチン出来てなかったんだ。知らなかったなぁ。人類出現前からあった病気とされていて蚊が媒介する熱病だよね。主にアフリカのサハラ以南で多いとか。古くは日本にもあって平清盛の死因がそれだと言われてるね。治療薬は1600年に発見されてるからそれ以来ずっとwith malariaで生きて来てるんだね。これまでに何故ワクチンが出来なかったのかはマラリア原虫が体内に入ってから次々と変化していくからだと聞いている。(まるでコロナのウイルスみたいだ)それがこの度やっとワクチンを作り上げることに成功した。RTS,Sというワクチンだそうな。これにより世界で年間2億人が罹患し200万人が死亡しているマラリアの犠牲を救うことができるかも。臨床実験では治療薬との併用で70%の効果があったとされているね。でも道もない電気もないアフリカの奥地までワクチンをどうやって運ぶのだろう。医師もついて行かなきゃいけないだろうし。そこが問題だよね。コロナも似たような道筋を辿っているがwith coronaは望まない。コロナ撲滅あるのみだ。

自然はいいなと思うけど
病気のことを思うと
そうも言ってられない
原虫感染症なんて
都会ではまずないからね
とは言っても
都会には都会の病気があるわけで
どうすりゃいいのさと思うけど
やはり
自分が好きなところにいるのが
何があっても
納得できるのでしょうね
これが文化的要因で
病気が撲滅できない理由
とされているが
まぁ したたかに
生きていくしかないでしょう
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at 60

2021-10-06 07:44:39 | Weblog
Breakfast at Tiffany's「ティファニーで朝食を」の映画、もう60年も昔になるんだね。Audrey Hepburnがナントも魅力的な映画でしたね。都会の片隅に暮らす貧しくも夢を持った女性の生き方をみずみずしく描いてましたっけ。今見ても全然古びてない。ヘップバーンが歌う「Moon River」も最高。いつもはナショジオとかウイルダネスなものばかり見てるオイラでもたまには都会もいいかなと思える映画でしたね。あの頃の映画ってなんでこんなにも面白いんだろう。きっとみんなが幸せになりたいと思っていたからでしょうかね。画面に惹きつける力ってものが半端じゃないような気がします。オードリーって本当に魅力的でしたね。

都会の喧騒
この中で生きていくのか
と思うと
田舎者は」
ちょっと怯んでしまうけど
そこにはそこの
生き方があって
物語があるんでしょう
ただ僕は
そのことも知りつつも
田舎でノンビリと
生きたいと
思うのですよね
(県展の日本画での特選者は
80代の女性でした)
この年寄りの元気な
故郷でね
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7 October

2021-10-05 08:41:31 | Weblog
John Steinbeckの有名な小説「怒りの葡萄」の手書き原稿の本が出版されるってね。10月7日リリースということだ。スタインベックを知らない人もいるだろうし怒りの葡萄も知らない人もいるだろう。アメリカの代表的な作家で「エデンの東」なんかを書いた人だと言えばわかるのかな。その代表作ともいえるのが「The grapes of wrath(怒りの葡萄)」で世界恐慌に荒れた社会情勢を貧しい流浪の農民一家の目を通して書いたものだ。ヘンリーフォンダ主演で映画化もされたね。ヘンリーフォンダが分からないか。まぁそこんとこよろしく。初版が1939年というからまさか80数年経ってから手書き原稿が出版されるなんてスタインベックも驚きの葡萄だっただろうね。手書きだから当時編集でカットされて日の目を見なかった部分やなんかもすべて掲載されてるんでスタインベックのファンには堪らない面白さでしょうね。粋なことするアメリカ出版界、まだまだ捨てたもんじゃありませんね。

怒りの葡萄酒ではなく
くつろぎのビール
解禁で
こんな風景に
出会った人も多いだろうな
酒はね独りで飲んでも
つまらないから
こうやってみんなと飲むのが
一番だと
しみじみと思った人も
多かっただろうな
コロナがなければ
気に止めることもなく
流れ去ったであろう風景が
愛おしく思えるなんて
何気ない日常の
大切さを感じています
一日をマジメに生きなければ
と思いつつコロナで
あろうとなかろうと
ついつい自堕落ナンデスワ
困ったもんです
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pandora

2021-10-04 08:24:25 | Weblog
offshoreの文書が出て30人の首脳と300人の公務員の金隠しが明らかになってきたね。いわゆる億万長者と言われてるヤツラなんだろうけど公務員と首脳は税金をパクって蓄財してるんだから質が悪いよね。こっそりシテヤッタリと思っていたんだろうけど「天網恢恢疎にして漏らさず」だ。プーチンとかブレアとかまことしやかに公明正大を装ってきた奴らが名を連ねてる。100万部もある文書だというからコレからもっともっと暴かれるのかな。なんせパンドラ文書というくらいだから。その中においらの名前がないのが残念だ。「おぬしも悪よのう」とやってみたかったなぁ。「宵越しの銭は持たねぇ」といきがったばっかりに(;´д`)トホホ。

柿がすっかり色づいて
天下の秋を身近に
感じます
宙の上では
欧州系日系宇宙船Bepicolomboが
探査機をflybyさせて
Mercuryの表面の写真を撮ったって
水星ねぇ
すいきんちかもくどってんかいめい
めいはなくなったけど古い人間だからね
太陽に一番近い惑星かいな
熱かっただろうな
flybyってカッコいい単語と思わないかい
flyoverのことだけど
そんなこと思いながら
柿食えば・・・です
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the swinging

2021-10-03 08:53:00 | Weblog
the swinging 60sという記事に目が留まった。ポップアート、ストーンズ、ミニスカート、スイングする60年代が流行遅れになることはないって書いてあった。そう言えばあの頃、確かに楽しかったよね。なんか内ら側から噴き出すエネルギーのようなものがあって、それでいて秩序というものも一方ではあるんだけど弾ける予感てものが心をウキウキとさせた時代だったね。若者文化の台頭の時代かな。煌く時代があった。あの頃の若者はどこで道を踏み外したんだろう。と振り返ればそう思うね。

昨日久しぶりに
山に行ってきました
山と言っても
低山ですけどね
キャンプ場には
いく張りのテントも
並んでました
はじめは
腰が痛いので思うようには
歩けませんでしたが
登ってるうちに
徐々に痛みが取れて
歩けるようになりました
運動不足だったんだなぁ
とか言いながら
久しぶりの山道の感触を
楽しめました
ただ足がイメージどおりに
上がらないのには
笑ってしまいましたけど
まぁ年を取れば
こんなもんか
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stir

2021-10-02 07:42:58 | Weblog
水割りの味はステアで決まるって昔何かの本で読んだことがある。「ステアでねぇ」と半信半疑だったけれど世の中のこともマスコミのステアで決まると言われれば納得することもあるね。この表現、イギリスの新聞に出てた。日本のことの記事でね。マスコミがクレイジーにかき回したってね。眞子さんの結婚の話しだった。勝手にすればで済む話だと思うけど相手の胡散臭さにつけこんでマスコミが異常に騒ぎ立てたからね。テメェが結婚するわけでも無いのになぁ。まぁ他人の噂は面白いから仕方がないと言えばしかたがないんだろうけどステアの技術で上手くも不味くもなるってことかいな。

遠く遠くへ
行きたいと
秋には
思わせる何かがあります
例えば
遠くの村へ
物資を運んでいく
トラックを見送った
ような感覚
あの荷台にのっけてくれたらなぁ
と思ったあの頃
空がどんどんどんどん
離れて言って
追いつけない焦燥感
野原に咲く花に
慰めてもらった
あの日
忍び寄る遠い思い出は
影のように
長く伸びる
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