過日、永平寺門前に所用が゛有り、久々の「杓底一残水」。
曹洞宗大本山「永平寺さんの門前で有る。
何時のころから建立されているのか、
「2つの大石柱」があり、初めて参拝したときから
私の脳裏に残る、右側柱の語句でもあります。
さすが、夏休みとお盆の月、早くから多くの参拝客が目に付きます。
私の、このお寺とのかかわりは、毎月の「坐禅会の師」が
こちらの末寺であるご縁から、ここでの坐禅堂にて座らせていただいた
ことがあります、が、
いまだ「福井県の有名観光地」としての一つ。
この「石柱の文字の意」を解釈して上がる人は
幾人いらっしゃるのでしょう。
「
杓底一残水(しゃくていのいちざんすい)」
開祖の道元禅師様が説かれた、水を大切にする思いだそうです。
いまだこそ、「エコ・省エネルギー」など世界の趨勢ですが、
760年も前に、この世にいらした人の考えとは、驚き。
「ひしゃくの底に残った水も大切に」の教え。
また、別の教えでは「半杓の水」も大切に。
門前に立つごとに思う「石柱」であります。
その横に、こんなのが近年できています。
こちらの名物は「ごまとうふ」屋さん、
有名店が2件あります、
まさか「ごまとうふ」というと、「豆からできた豆腐」
と混同する人はいらっしゃらないと思いますが、
50年ほど前は、色々ありました。