鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第258回】 深い絆

2011年09月15日 | 住宅コンサルタントとして
昨日、お伺いしていたクライアントで、
今週末にOB施主様に集まっていただいて、バーベキュー大会を開催するそうです。

その準備をすでに始めている、とのことでした。

で、一体どれくらいのOB様が集まっていただけるのかというと、
その数、何と約200名(60組弱のOB施主様の参加)とのこと。

本格的に住宅事業に参入されて、まだ4年ちょっとです。

全体のOB施主様も120組を超えたくらいです。

すなわち、全OB施主様の約半分ものご家族様にご参加いただける、ということなのです。

この話を聞いて、本当にすごいことだと思いました。

OB様にもそれぞれご予定が入っておられる方もいる中で、約半数のOB様にご参加いただける、
ということは、来れる方は全て参加、といってもいいくらいだと思います。

それくらい、OB施主様との結びつき、絆が強い訳です。

更に、当月・来月の受注見込を確認させていただいていましたが、
契約済でまだ未着工のお客様からも紹介をいただいたり、と
相変わらず信じられないことが起こっていました。

個人的に思うのですが、ひと声掛けるとどれくらいのお客様が集まっていただけるのか、
というのが、その会社とお客様との絆の深さだと思うのです。

日頃から、お客様の口から自社の名前がちょこちょこ出るようになること。
お客様が、例えば定期的に自分たちのブログなど、
こちら側の発信する情報を目にして下さる機会を設けること。
定期的にOB様とつながる企画を立てること。

人と人との絆は、一朝一夕には出来ませんが、こうした絆を地域のお客様と構築することは、
これからの時代、間違いなく地元密着の住宅会社として必要です。

ただ、良い家を建てるだけではなく、その上を目指さなければならないと個人的に思っています。

皆さんの会社は、OB施主様、地域の皆様とどこまでつながっていますか?
ひと声掛けたら、どれくらいの方が集まっていただけますか?

それが、現時点で自社が構築出来ている絆の深さだと思います。
コメント
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