鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第267回】 運動会&誕生日

2011年09月24日 | 住宅コンサルタントとして
昨日は、子ども達の小学校の運動会でもあり、私の39回目の誕生日の誕生日でした。

長男は小学校6年生ですので、小学生最後の運動会となります。

保育園の時から、毎年運動会は仕事のお休みをいただいて、
ずっと参加をしてきました。

ウチの子どもが通っている小学校では、
6年生が全体のトリでソーラン節をカッコいい衣装を着て、
カッコいい音楽に合わせて団体で踊るのが定番となっています。

男子は上半身裸で、ハッピを羽織り、勇ましい踊りを踊るのです。

私に似ず、長男は日頃からクールでマイペースなのですが、
このソーラン節に関しては、かなり熱が入っていたらしく、
家でも一所懸命練習をしていました。

そしてプログラムの最後。
6年生の演技がはじまります。

長男の勇姿を見ながら、気が付くと家内はビデオを撮りながら涙を流していました。
どうやらいろんな思い出が頭の中でよみがえって、感極まったようです。

長男は、6年前の幼稚園の頃、ある日いきなり大量の血を吐いて、
「お腹が痛い」と苦しみました。

検査の結果、膵臓と胆のうの合流するところの管が先天的に太すぎて、
膵臓と胆のうが正常に機能しない、ということが血を吐いた原因でした。

手術の前の検査入院の間、一週間以上点滴のみで何も口に出来ない長男。
幼いながら、ずっと我慢をしているその姿に、
毎日私も家内も涙を流さない日はありませんでした。

そして無事、手術は成功。

検査入院、そして手術後と約1ヶ月、
病院に私と家内が交互に泊まって、長男につきっきりでした。

そして退院後、まるで何事も無かったかのように、すくすくと育ってくれました。

こうした経緯を家内は思い出していたのかもしれません。

長男が血を吐いて苦しんでいた時、最悪の事態も脳裏をよぎりました。
ですから、ただ子どもが生きてくれて、一緒に生活出来るだけで、本当に幸せです。

子どもの成長を見られること。
家族で毎日を過ごせること。

こうしたことが、実は本当にありがたいことで、幸せなことなのです。

そういう環境に、本当に感謝しなければなりませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする