鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第256回】 空気が読めない人

2011年09月13日 | 住宅コンサルタントとして
自分の考え、こだわりがある。
自分を簡単に曲げるようなことはしない。

自分を持っているということは、とても素晴らしいことだと思います。

ただ、自分を持っているということと、場の空気を読まないことは、全く別のことであり、
「空気を読めない人=仕事が出来ない人」だと私は思っています。

先日、電車の中でいい歳をしたオッサンとオバハンの集団がいました。
まるで女子高生のように、固まって、大きな声で話をしています。

別に話をするのはいいのですが、電車の出入り口の前で固まっているのです。

駅について降りようとする人、乗ろうとする人が皆、大迷惑でしたが、
本人たちは全くそのことに気づいていません。

頭悪すぎです。

新幹線の改札手前で立ち止まる人。
改札に入ってすぐのところで立ち止まる人。
エスカレーターで皆左側に立って、右側を急いでいるひとのために開けているのに、
自分だけ右側に立って通路をふさいでいる人。
高速道路で右側は追い越し車線なのに、トロトロ運転で右側を走っている人。

空気が読めてない人の一例です。

「空気が読めない=周囲が見えない」ということですし、
「周囲が見えない=お客様の立場で考えることが出来ない」ということです。

お客様の立場で物事を考えられない人が、仕事が出来る訳ないのです。

学校の勉強がどれだけ出来ても、空気が読めなければ、商いで成功出来ません。
全スタッフが空気が読めるようになり、
お客様が求めていることが理解出来るようになるために、
どんなことが必要でしょう?
コメント
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