鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1310回】 「職場を出たら完全オフ」では成長しない

2014年08月02日 | 住宅コンサルタントとして
「職場を一歩出たら、心身共に完全オフで、何も勉強しない」というのでは、
ビジネスパーソンとして正直、ちょっと微妙です。

家に帰ってお酒を飲んだり、パチンコに行ったり、
気の合う仲間とだけ時間を過ごすのもいいのでしょうが、
それしかやらない、というのであれば、ビジネスパーソンとして成長しないでしょう。

学生時代でも、学校の授業を受けているだけでは、そんなに差がつきません。
学校が終わってから、どれだけ自習したり塾に通ったりするかで差がつくのです。

社会人でもそれは同じで、仕事の時間に一所懸命仕事をするのも大切ですが、
会社を出てからどれだけ自分磨きをするのかで、差がついてくるでしょう。

子どもの頃に経験しているはずなのに、
大人になってそういうことに気づいていない人も残念ながら多いですね・・・。

私自身もたまたま25歳の時に本を読む楽しさ、
更には本から得られる学びの大きさを実感出来ました。
そこからいろんな方の本を読み、その方の考え方や価値観、昔の努力などに触れ、
自分の至らなさを痛感しました。

少しでも、本の著者のようなレベルに近づきたいと思い、
自分の考え方と行動をちょっとずつ変えていく中で今があります。

コンサルタントになりたての頃は、月に20冊程度の本を読み、
調べものの他にいろんな方の考え方を学ばせていただきました。

本の良いところは、たかだか2000円弱という投資で、
著者の考え方に触れることが出来ますし、著者の人生の数万分の1でも体感できることです。

そして大人になるということは、自分と違う方の考え方や価値観を知り、それを受け入れること。
更には行動を積み重ねて、自分自身が変わっていくことです。

大人になり、お客様や会社、社会に貢献しようと思うのであれば、
自分自身を成長させなくてはなりません。

そのために勉強が必要なのです。

その大切さを分かっている人は、仕事以外でも勉強し、成功を積み重ね、
勝ち組の人生を送られることでしょう。
一方、その大切さを分からない人は、使われる立場から抜け出せずに、
負け組の人生を送られることでしょう。

仕事の時間以外でどれくらいの学ぶ時間を皆さんは確保できていますか?
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