鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1338回】 ニュースレターの目的

2014年08月30日 | 住宅コンサルタントとして
いろんな会社がニュースレターが必要だと感じていますし、
いろんな住宅FC本部、いろんなコンサルタント、いろんな業務請負会社が
ニュースレターの必要性を説いています。

でも、ニュースレターの目的って、一体何なのでしょう?

ニュースレターと一緒に見学会やセミナーの案内が同封されていることが多いですが、
届いたら必ず開封し、「このイベント、行きたいな~」と思う会社、お店と、
届いた瞬間にごみ箱行きのニュースレターと明確に分かれます。

この差って一体何だと思いますか?

昨日、お伺いしていたクライアント様は、リフォーム事業を展開されていますが、
毎月、ニュースレターを作成し、OB様に発送しています。

そのニュースレターが、地域密着型の展開をしていくにあたり、
非常に理想的な内容になっているのです。
また、私が日本一だと思っている住宅会社のクライアント様も毎月、
ニュースレター(というか、雑誌に近い)を発送されていますが、
それも非常に素晴らしい内容になっていて、毎月、私もお伺いした際にいただいています。

ニュースレターの最大の目的は何か?

私は、

「その会社の人となりがお客様に伝わって、好感を持っていただけるようになること」

だと考えます。

この2社のニュースレターは、ちゃんとそうなっているのです。

例えば、昨日お伺いしていたクライアント様の最新のニュースレターは、
社員さんとそのご家族にご参加いただいた懇親会がメインコンテンツになっていました。

その中で、今年入社の新人さんとそのお母様が社長の隣に座られて、いろいろとお話をされたこと、
更にはお母様が自分の娘さんがこのクライアント様で働くことになったことを近所の方に言ったところ、

「良い会社に入ったね!」

と言っていただいたこと、そして社長ご自身がこのことを聞いて、

「是非とも当社に入って良かった」

と思っていただける会社をつくっていきたいと思っているということなどが描かれていました。

また、社長の奥様が懇親会の前にネックレスを買ってこられ、
社員さんの奥様か、もしくは自社の女性社員さんとじゃんけん大会をして
最後まで勝ち残った方にプレゼントしたい、というエピソードも紹介されていました。

それを読ませていただき、私も何となく心があったかくなりました。

スタッフの皆様や会社としての人となりが伝わり、
お客様に「良い会社だなぁ」と思っていただける情報をお届けすることが、
今後の商売のやり易さにつながっていくと思います。

そういうニュースレターであれば、やる意義がありますし、
そうでなければゴミ箱直行となってしまいます。

皆さんの会社のニュースレターは、どちらのタイプのニュースレターですか?
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