鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1311回】 現場に出てこそ、改善点が見つかる

2014年08月03日 | 住宅コンサルタントとして
以前のブログでも書きましたが、これから私は、現場に出ることを徹底的に強化していきます。

クライアント様のスタッフさんと一緒に現場に立ち、
エンドユーザーさんを接客させていただいたり、現場でチェックをさせていただいたりして、
経営陣が立てた戦略が現場で実行されているのかをこの目で確認させていただいておりました。

現場に出ると、いろいろと細かいところに目が行ってしまいます。

建物内部のドア枠や窓枠の収まり。
色の組み合わせ。
見せ場があるかどうか?
小物類や家具のディスプレイはどうか?
清掃は細かなところまで行き届いているか?
ツール類はちゃんと整備されておかれているか?
などなど、細かな部分をチェックさせていただき、口うるさく指摘をさせていただきました。
(ご気分を悪くされていたら申し訳ありません)

新規の有望なお客様は、営業さんに接客していただくとして、
私自身は、ご近所の方(要するに家を建てる可能性が無い方)を接客させていただき
私自身のパターンや説明の仕方を見ていただくことにしました。

私自身は、お客様が自社の建物の良さを理解できるようになるためには、
単なる説明だけでなく、今の住まいとの比較をしながら見ていただくのがいいかな、と思っています。

絶対的な価値は分かりにくいですが、相対的な価値は分かりやすいからです。

室内の快適性のこと。
シューズクローゼットのこと。
リビングの快適性のこと。
全体的な間取りのこと。

これらをお客様の今の住まいと実際に今、見ていただいている自社の建物の比較をしながら、
自社の建物が好きか嫌いか、どの部分に興味を持っていただいているのかを見極めていきます。

更にお客様に対し、投げかけを多く行って、お客様自身に考えていただくこともやります。

こうした、私が理想とする接客を見ていただいて、
いろんなことを感じていただいた営業さんもおられた様子。

現場に出ると改善すべき点が山のように発見出来るのです。

その発見を自社の改善に活かしていくことで、進化・成長できるでしょう。

下半期は現場に出まくりますよ~♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする