鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第1339回】 ブランド力があっても、油断するとあっという間に・・・

2014年08月31日 | 住宅コンサルタントとして
イタリアから戻ってきて、初めての休日。
という訳で、本日は思いっきり京都散策を家内と楽しんできました。

私の最大の目的は、包丁やフライパンといった調理器具を購入すること。
家内の目的は、錦市場での食べ歩き。

先週のクライアント様の感謝祭で、
メッチャ切れる包丁とメッチャ使いやすいフライパンを使わせていただき、

「調理器具が良いと、料理ってもっと楽しいやん!」

と気づいてしまったため、どうしても調理器具が欲しくなったのです。

調理器具を買いに行けるということでテンションが高くなった私。
朝からどうしても料理がしたくなって、冷蔵庫をあさっていると、
しめじのあまりとハム、そしてイタリアで買ってきたパルミジャーノ・レッジャーノを発見。
更に野菜室には玉ねぎとにんにくが・・・。
カウンターの上には、これまたイタリアで買ってきたオリーブオイルと塩が・・・。

「これはリゾットしか、ないっしょ(←北海道弁)!」

ということで、朝からリゾットをつくっておりました。

その後、京都に行き、新京極や寺町、およびその路地をプラプラ、
そして錦市場をブラブラ。

で、百貨店で調理器具を見ていて、最終的に決めたのは
フィスラーというドイツのフライパンと京セラの包丁でした。

フィスラーの28センチのフライパンを購入しようと思ったのですが、
たまたま欠品していてお取り寄せしなくてはならない、ということでしたので、
価格.COMでフィスラーのフライパンを検索してみました。

すると、百貨店の価格より1万円安く売られているお店があったのです。

ついでに京セラの包丁も、ネットの方が全然安いのです。

ショールーミングという行為は、個人的にはあまりしたくは無かったのですが、
これだけの価格差があれば、やはり考えてしまいますよね?

で、結局フライパンも包丁もネットで購入しました。

これだけの価格差、そりゃ、百貨店が苦戦する訳です。
ご年配の方は店頭で買うかもしれませんが、
若い方はその場で調べて、安い方で購入するでしょうね。

老舗百貨店でも、1万円高いとお客様に選んでもらえない、ということを改めて感じました。

企業としてブランド力を磨いていくことは大切です。
しかしながら、そこに胡坐をかいては、あっと今に足元をすくわれるのです。

お客様から選ばれ続けるために、どんなことに取り組まなくてはならないか?
常に考え、行動するようにしたいものですね。
コメント
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