昨日は我が家の次男の高校の卒業式でした。
中学、高校と6年間、毎日往復4時間かけて、
滋賀から大阪に通っていました。
部活はサッカー部でかなり大所帯だったようですが、
3年生の時には副キャプテンとしてチームをまとめていたようです。
朝、6時に家を出て、部活が終わって帰宅するのが夜9時から10時。
疲れまくって電車で爆睡し、寝過ごすこともしょっちゅうありました。
それでも宿題はちゃんと提出していたようで、
たまに電車が一緒になると、電車で中で猛烈にやっていたり、
朝、私が3時頃に起きてリビングに行くと
その時間まで勉強をやっていたりと、まあ頑張っていたなぁ、と思います。
次男は移動時間、部活の時間、授業の時間で
一日の大半が取られる中でも
ある一定の成績をキープし、かつ部活もやり切り、
友達もたくさんつくって楽しんでいました。
そしてあまり本を読んでいなかったのですが、
部活を引退してからは結構本を読むようにもなりましたし、
本当に頼もしく育ってくれたと思います。
子どもが日々、頑張っている姿を見て、
実は私の方が結構刺激をもらっていたというか、
自分も頑張らないといけないな、と思っていました。
「勉強しなさい」という言葉を一度も言わず、
「自分の人生、自分で決めろ!」
「何で、勉強した方が良いかわかる?」
「社会に出て、一番大切なことは何だと思う?」
「ビジネスで一番大切なことは何?」
というような感じで、子どもに考えさせる育て方をやってきました。
結果、やるべき時にやれる。
チームをまとめていく。
勉強でもスポーツでも量をこなせる。
友達が多い。
なかなか、良い感じで育ってくれました。
次男は家内と、とても仲が良く、
その会話は彼氏と彼女のような感じですが、
昨日、家内から次男と二人で撮った写真が嬉しそうに送られてきました。
3月末には家を出ていきます。
子育て、本当にあっという間でした。
子育てを通じて、私自身、とても多くのことを学ばせていただきました。
おそらく、社員さんを育てるのも、子育てと同じなんでしょうね。
愛情をかける。
自分で考えさせる。
基本的な価値観、基本の考え方だけは教える。
後は親が背中で姿勢を見せていく。
子育てを通じて、親は成長していくものなのですね。