今のビジネス界の常識は、
50代~70代の方が10~30年前に作り上げたものだと
個人的に思っています。
自社の商品情報をエンドユーザーに届けたいと思えば、
広告制作会社やTV局、出版社に依頼する。
人材を採用しようと思えば、人材派遣会社に依頼する。
お客様に来場していただこうと思うのであれば、
総合展示場に出店したり、見学会を開催する。
しかしながら、今、こういう発想しか出来ない会社は、
自社の情報も届けられず、スタッフさんも採用できず、
来場数も下がって商談客数が減っていく。
時代が変わり、エンドユーザーの情報収集手段、
それから行動パターンが変わってきているのです。
しかも急激に・・・。
ですからこれまで何かを企画した際に
その実現のために動く手順、依頼先が変わるということ。
もっと言うと、お金を使う場所も変わるということです。
この変化、実はご年配の経営者で勉強していない人は、
まったくついていくことができません。
ちょっと前に大成功していた方でも、です。
そしてそういう方は、
自分が理解できないことには首を縦に振らないことが多いので、
トップが時代の変化についていけない、
イコール時代に取り残される、ということです。
今の時代、重要なのは、この変化についていくこと。
そのためには、トップが変わるか、
自分が理解できなくとも、新しいことにチャレンジする権限を
若手に委譲するしかないのです。
頭の固いトップが全ての権限を握っている会社は、
いろんなことに投資しても、
イメージするような成果を得られないでしょう。
これまで人材採用の世界で圧倒的なシェアを持っていた会社や、
広告代理店、出版社などは、業績をドンドン下げていくことでしょう。
時代の変化についていくことが、皆さんの会社では出来ているでしょうか?