鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3012回】 求めるお客様に来ていただけていない場合

2019年03月30日 | 住宅コンサルタントとして

中小企業は、お客様を絞らなくてはなりません。

 

全ての層のお客様に対して、

限られた人数、限られた資本で対応することは難しいからです。

 

自社がどんなお客様に来ていただきたいのか?

 

まずはそこを明確化することです。

 

次にやるべきことは、

その絞り込んだお客様が求めている情報、

価値を感じる情報を最適な形で発信すること。

 

ここがズレていると、

求めるお客様とは異なる層のお客様が来たり、

もしくは全くお客様が来ない、ということになるでしょう。

 

これは以前に書いたことがあると思いますが、

弊社も以前、求めるお客様とは異なる感じの方からの

問い合わせが非常に多い時がありました。

 

その原因はHPにあったと思います。

 

初代のHPを制作するにあたって、

いろんなコンサル会社のHPを参考にし、

デザインやコピーに関してはかなりインパクトあるように

作り込んでいただいたのですが、

そうすると私自身の価値観とはちょっと合わない方からの

お問合せが非常に多かったのですね。

 

お問合せ数はそこそこあるものの、

HP問い合わせからの成約もゼロ。

 

これはダメだ、ということで、

自社が目指していること、私自身の考え方をまとめて、

シンプルにつくっていただいたところ、

問い合わせ数は5分の1以下に下がりましたが、

結果、問い合わせをいただいた中のほとんどが受注につながっています。

 

価値観が近い経営者の方だけが相談して下さるようになったのです。

 

結果、発信する内容、デザインを変えて良かったなと思います。

 

情報発信の内容、デザインを変えるだけで、

来て下さるお客様は変わるのです。

 

皆さんの会社、お店では求める層の方に来ていただくことが出来ていますか?

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