鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3007回】 100人中10~20人の人に愛されるお店

2019年03月25日 | 住宅コンサルタントとして

中小企業が数あるライバル会社に埋没しないようにするには、

万人受けを狙わないことです。

 

明確にターゲットを絞り込み、

その特定顧客のいろんなニーズに徹底的に対応していくことで、

その特定顧客にとっては、なくてはならないお店になる、

ということを目指すことが重要です。

 

先日、東大病院で人間ドックの後、

ちょっと肺がひっかかったので再検査に行った帰り、

時間があったので有楽町の阪急メンズ館に行ったら

店内が大改装中でほとんど中が見れなかったのですが、

どうやらかなり大胆にリニューアルするようです。

 

そのコンセプトは「クリエイティブな男たちに向けた冒険基地」。

 

ちょっとそそるじゃありませんか!

 

メンズ館と言えば、元祖は伊勢丹ですが、

その伊勢丹メンズ館と売上高で比較すると、

阪急有楽町メンズ館は3割程度だそうです。

 

このままでは埋没するということで、

改めてターゲットを絞り込み、

徹底的にコンセプトを尖がらせた訳ですが、

そのリニューアルの結果が個人的に楽しみです。

 

そもそもやっていることが中途半端な会社やお店ほど、

業績が下がってくるとますますいろんな層をターゲットにしたがったり、

品揃えを増やしたがったりするもの。

 

そうすると、お客様からすれば、

どこに強みや特長があるのか、

何を買えば良いのか分からないお店になってしまうのですね。

 

「クリエイティブな男たちに向けた冒険基地」

メチャ、魅かれるじゃないですか!!!

 

3月15日にOPENしたようですが、

近々行ってみようと思います。

 

皆さんの会社では、

100人中100人のお客様を狙いにいっていませんか?

 

絞り込めていますか?

コメント
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