中小企業が数あるライバル会社に埋没しないようにするには、
万人受けを狙わないことです。
明確にターゲットを絞り込み、
その特定顧客のいろんなニーズに徹底的に対応していくことで、
その特定顧客にとっては、なくてはならないお店になる、
ということを目指すことが重要です。
先日、東大病院で人間ドックの後、
ちょっと肺がひっかかったので再検査に行った帰り、
時間があったので有楽町の阪急メンズ館に行ったら
店内が大改装中でほとんど中が見れなかったのですが、
どうやらかなり大胆にリニューアルするようです。
そのコンセプトは「クリエイティブな男たちに向けた冒険基地」。
ちょっとそそるじゃありませんか!
メンズ館と言えば、元祖は伊勢丹ですが、
その伊勢丹メンズ館と売上高で比較すると、
阪急有楽町メンズ館は3割程度だそうです。
このままでは埋没するということで、
改めてターゲットを絞り込み、
徹底的にコンセプトを尖がらせた訳ですが、
そのリニューアルの結果が個人的に楽しみです。
そもそもやっていることが中途半端な会社やお店ほど、
業績が下がってくるとますますいろんな層をターゲットにしたがったり、
品揃えを増やしたがったりするもの。
そうすると、お客様からすれば、
どこに強みや特長があるのか、
何を買えば良いのか分からないお店になってしまうのですね。
「クリエイティブな男たちに向けた冒険基地」
メチャ、魅かれるじゃないですか!!!
3月15日にOPENしたようですが、
近々行ってみようと思います。
皆さんの会社では、
100人中100人のお客様を狙いにいっていませんか?
絞り込めていますか?