購買頻度が圧倒的に低い住宅。
この世で最も高額であるにもかかわらず、
お客様が契約を決断する時、
実際の商品がそこにはなく、
図面と見積書という名の書類があるだけ。
お客様からすれば、本当に分かりにくく、
理解することが難しいお買い物になるのです。
そういう点を理解すれば、
我々提供側は、いかに分かりやすくお客様にお伝えするのかを
かんがえなくてはならないでしょう。
こちらが伝えたいことを伝える時のポイントは、
大きい概念から小さい概念へと伝えることです。
まずは幹の話をして、枝葉の話はその後にした方が
圧倒的に伝わりやすい。
昨日、お伺いしていたクライアント様で、
プレゼンの際にどういう流れで
お客様に図面を説明するのかを確認させていただいたのですが、
改善点を完結にご提言させていただきました。
建物の細かな部分の説明は後でよく、
まずは建物のコンセプトを最初にお伝えし、
そのコンセプトを実現するために設計士としてこだわった点を
3つ程度にまとめお伝えするだけで、
お客様には圧倒的に分かりやすいプレゼンになるのです。
建物説明もプレゼンも、分かりやすいことが最も重要。
プレゼンのチェックも
各クライアント様で4月、実施させていただきたいと思っています。
皆さんは難しいこと、分かりにくいことを人に伝える時、
伝え方を工夫していますか?