鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3011回】 分かりやすく伝えるコツ

2019年03月29日 | 住宅コンサルタントとして

購買頻度が圧倒的に低い住宅。

 

この世で最も高額であるにもかかわらず、

お客様が契約を決断する時、

実際の商品がそこにはなく、

図面と見積書という名の書類があるだけ。

 

お客様からすれば、本当に分かりにくく、

理解することが難しいお買い物になるのです。

 

そういう点を理解すれば、

我々提供側は、いかに分かりやすくお客様にお伝えするのかを

かんがえなくてはならないでしょう。

 

こちらが伝えたいことを伝える時のポイントは、

大きい概念から小さい概念へと伝えることです。

 

まずは幹の話をして、枝葉の話はその後にした方が

圧倒的に伝わりやすい。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様で、

プレゼンの際にどういう流れで

お客様に図面を説明するのかを確認させていただいたのですが、

改善点を完結にご提言させていただきました。

 

建物の細かな部分の説明は後でよく、

まずは建物のコンセプトを最初にお伝えし、

そのコンセプトを実現するために設計士としてこだわった点を

3つ程度にまとめお伝えするだけで、

お客様には圧倒的に分かりやすいプレゼンになるのです。

 

建物説明もプレゼンも、分かりやすいことが最も重要。

 

プレゼンのチェックも

各クライアント様で4月、実施させていただきたいと思っています。

 

皆さんは難しいこと、分かりにくいことを人に伝える時、

伝え方を工夫していますか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする