鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第2997回】 広報担当者の重要性

2019年03月15日 | 住宅コンサルタントとして

これまで住宅会社が何か情報を発信しようとすると、

雑誌やチラシを制作して配布するという紙媒体、

そしてTVやラジオなどの電波の力に頼らなければなりませんでした。

 

チラシをデザインするのも、

こちらが伝えたいことを文章化するのも、

映像を撮影し、編集するのも

プロの力を借りなければできない時代だったのです。

 

しかしながら、これらのことがスマホ一つで出来てしまう時代になりました。

 

得意な方だと、いろんな事例を私がお伝えしているその瞬間から

ドンドン自分で見よう見まねでつくりはじめ、

あっという間に「こんなんできました」と見せられたりします。

 

そして住宅会社の情報発信のレベルもセンスも

数年前とは比較にならないくらい、洗練されてきました。

 

情報発信を外注に全て依頼していると、

スピードが遅くなるのと、

その発信する内容に、自分たちの感情がしっかりと乗らない、

ということにつながります。

 

これからの時代、対外的な情報発信専任のスタッフさんを社内に置いて、

情報発信の質と頻度を高めていかなくては埋もれてしまうでしょう。

 

ここのところを理解できない住宅会社、工務店。

このことを浅い部分でしか理解できない住宅会社、工務店。

理解はするものの実行できない住宅会社、工務店。

 

これらの会社は、情報発信に多額の費用を払い続け、

しかも情報発信の精度も上がらずに、

費用対効果がますます下がっていくことでしょう。

 

ブランドイメージも上がらず、

お客様が来場した際にファン化されていないため、

営業の労力もかなりかかることにつながるでしょう。

 

広報専任の担当者が欠かせない時代となりました。

 

皆さんの会社には広報担当者が存在しているでしょうか?

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