鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3076回】 過去の成功事例を捨てる

2019年06月02日 | 住宅コンサルタントとして

商売で重要なのは、一時的な結果では無く、結果を出し続けること。

 

すなわち継続です。

 

お客様から選ばれ続けることが重要なのです。

 

ものすごいスピードでお客様の求めるモノは変わり、

ライバルの進化成長も早い中、

自分たちがしがみついてはいけないのは、過去の成功。

 

過去、成功したパターンは今、成功するとは限らない。

 

未来のお客様からすれば、それは思いっきりピントがズレているかもしれない。

 

だから過去の成功パターンにしがみついてはいけないのです。

 

住宅業界を見ても、5年前、10年前に成功していた企業で

今日も成功している会社はほとんどいません。

 

10年前、ベンチマークしていた会社が、新しい勢力に飲み込まれ、

今では名前を聞かなくなった、というケースもかなり耳にします。

 

大抵、住宅会社の場合、

お客様に支持されるのは経営者が30代から40代の頃。

 

そこから10年経過すると、経営者が40代から60代になっていて、

しかもweb環境が劇的に変わっていたりします。

 

この変化にトップがついていけなくなる。

 

そしてお客様から選ばれなくなっていくのです。

 

そうならないようにするために、

トップは過去の成功体験にしがみついてはいけないのです。

 

皆さんの会社は、過去の成功パターンにしがみついてはいませんか?

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