鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3102回】 住宅業界の基準を劇的に変えるプロジェクト

2019年06月28日 | 住宅コンサルタントとして

詳しいことはまたこのブログの中、

もしくはFBの中で発信していこうと思いますが、

日本の住宅の基準を劇的に変えるプロジェクトに

私もメンバーとして入らせていただいております。

 

職人不足、監督不足という業界の問題を解決するのに

おそらく最も合理的なしくみを

衝撃の価格で導入することができる。

 

まだ着工前の図面の精度が住宅会社によってかなりバラつきがあり、

大工さんや協力業者さんが苦労されているケースが結構ありますが、

そうした問題もこのしくみを導入することで、

どの程度の図面のクオリティが必要なのか、ということが

業界の中で広がっていくのではないか、とも思っています。

 

現場が始まる前にしっかりとした情報が

全ての職人さん、業者さんに行き渡ることで、

監督の負担が減り、辞めていく監督も減っていきます。

 

そして職人さんの効率も高まり、無駄も減って

少ない工数で建物が完成していく。

 

住宅業界の労働環境も大きく変わる可能性があります。

 

更に欧米の住宅と同等、

もしくはそれを超えるような住宅が浸透すると、

ヒートショックなどの家庭内事故は減りますし、

エネルギーの消費量も減っていきます。

 

また家の耐久性が上がることで、

日本人の暮らしも変わっていくことでしょう。

 

日本人は住宅の箱をつくるのにお金をかけるので、

家の中の内装、家具にお金を掛けられるのはごく一部の富裕層だけでした。

 

建物が長持ちし、市場流通性も向上すれば、

ヨーロッパのように家の内装や家具、インテリアにお金をかけられるようになり、

洗練された家が増えていくことになるでしょう。

 

そんな画期的なプロジェクトに関わらせていただくことが出来、

もう本当にテンションが上がっております。

 

自分一人では何もできませんが、

このプロジェクトを通じて一緒に仕事をさせていただける、

この柔軟な発想、志の高いメンバーとなら、

自分が実現させたいことがかなり達成できそうな予感。

 

本当にありがたいことです。

 

このプロジェクトに少しでも貢献できるよう、

私自身、精進していきたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする