ある程度の組織規模のクライアント様では、
幹部研修をさせていただくことがあります。
組織が大きくなればなるほど、
リーダークラスの方の力を借りなければ
成果が出にくいからです。
仕事に対するスタンス、物事の考え方、意識レベルの向上。
こうしたことを目的に、
いろんなことをリーダーの方にお伝えさせていただくのですが、
会社のDNAが素直な会社だと、非常に早く成果が出ます。
先月、はじめてこういう取り組みをさせていただいた、あるクライアント様。
リーダーの皆さん、最初は頭の中に?マークがたくさんできていて、
なぜこういうことを学ばなければならないのか、
その意図も理解できていなかったかもしれません。
そして昨日。
第二回目をさせていただいたのですが、
前回、宿題を出させていただいたことも皆、
しっかりとやって下さっていて、
学ぶことの重要性が腑に落ちた様子。
こういう素直な体質の会社は、
いろいろと手を打たせていただいたことが成果につながりやすく、
私、一人で手応えを感じまくっておりました。
研修をさせていただく立場から言わせていただくと、
こちらが提供する内容よりも、
そもそも素直で勉強好きな組織をつくっていただいていないと
大半のことがうまくいかないのです。
だから講師が重要なのではなく、
そもそもどういうDNAや風土を持った組織を作っておくかの方が重要なのです。
そして組織のDNAをつくるのは、
結局トップのスタンス、生き方、仕事に対する姿勢だったりします。
仕事に対して、家づくりに対して、
愚直に真剣に取り組んできた会社は、やはり強い。
どういうDNAを持った組織をつくっておくかが、
伸びしろを決めるのです。