鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3103回】 どういうDNAを持った組織をつくるか?

2019年06月29日 | 住宅コンサルタントとして

ある程度の組織規模のクライアント様では、

幹部研修をさせていただくことがあります。

 

組織が大きくなればなるほど、

リーダークラスの方の力を借りなければ

成果が出にくいからです。

 

仕事に対するスタンス、物事の考え方、意識レベルの向上。

 

こうしたことを目的に、

いろんなことをリーダーの方にお伝えさせていただくのですが、

会社のDNAが素直な会社だと、非常に早く成果が出ます。

 

先月、はじめてこういう取り組みをさせていただいた、あるクライアント様。

 

リーダーの皆さん、最初は頭の中に?マークがたくさんできていて、

なぜこういうことを学ばなければならないのか、

その意図も理解できていなかったかもしれません。

 

そして昨日。

 

第二回目をさせていただいたのですが、

前回、宿題を出させていただいたことも皆、

しっかりとやって下さっていて、

学ぶことの重要性が腑に落ちた様子。

 

こういう素直な体質の会社は、

いろいろと手を打たせていただいたことが成果につながりやすく、

私、一人で手応えを感じまくっておりました。

 

研修をさせていただく立場から言わせていただくと、

こちらが提供する内容よりも、

そもそも素直で勉強好きな組織をつくっていただいていないと

大半のことがうまくいかないのです。

 

だから講師が重要なのではなく、

そもそもどういうDNAや風土を持った組織を作っておくかの方が重要なのです。

 

そして組織のDNAをつくるのは、

結局トップのスタンス、生き方、仕事に対する姿勢だったりします。

 

仕事に対して、家づくりに対して、

愚直に真剣に取り組んできた会社は、やはり強い。

 

どういうDNAを持った組織をつくっておくかが、

伸びしろを決めるのです。

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