鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3101回】 問題意識を常に持てるか?

2019年06月27日 | 住宅コンサルタントとして

伸びる会社に共通するポイントは、

自社の課題を人に言われるまでもなく、

自分たちで見つけられることです。

 

日々、いろんなお客様と接している中で、

お客様の口からやたらと名前が出てくる会社があったとします。

 

伸びる会社は、その競合企業に関心を持ち、

お客様はその競合企業の何に魅かれているのかを

自分たちなりに考えるのです。

 

そして自社のどの部分を変えれば良いのか、

そこの検討に既に入っている中で私が訪問する日に

かなり突っ込んだ質問をいただける。

 

こういう会社が伸びていくのです。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様は、まさにこういう状態で、

来期を迎える前に一年に必要な繰り越しをつくって、

常に一年先の仕事の受注の意識しながら、

目の前の課題を次々にクリアしていく感じです。

 

逆に問題意識を持てない会社の特徴は、

周囲に関心が無く、そもそも好奇心が低い。

 

お客様の嗜好の変化、ライバルの新しい取り組みに興味が無く、

気がつけば圧倒的にライバルに差をつけられているのです。

 

どれだけ順調でも、問題意識を常に持てる会社が伸びるのです。

 

皆さんの会社の問題点は何ですか?

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