サンドウィッチマンさんが出演されているCMを制作した、
タマホーム、というか、それを企画した人のセンスが
メチャイケてると思っている、鬼山です。
サンドウィッチマンさんのお二人の掛け合いや、
あの時間の中でポイントを押さえている点など、
CMとして本当にクオリティが高いですよね?
この4月からの法改正に伴うUA値の説明の義務化のタイミングで、
このCMを投入されてきたのも、素晴らしいなぁ、と感じます。
CMの中でタマホームのUA値は0.37(Ⅳ~Ⅶ地域)と
うたっておられますが、この数値、なかなか優秀です。
これまで住宅業界では、
CM等でこれだけ断熱性能を
数値で伝えようとしたメーカーは無かったため、
かなり大きな変化を業界内に与えてくれると思っています。
一条工務店などは、タマホームがこのUA値を出してくれたことで、
かなりの追い風になると思いますし、
鉄骨系ハウスメーカーや性能表示に関して疎い地場工務店などは、
対策を打たないと結構引っ張られるような気がしています。
住宅性能を示す断熱等級はⅣが最高という設定でしたが、
Ⅵ地域Ⅶ地域におけるUA値0.87なんて、
スペックが低すぎだったのです。
まあこの基準を決めたのはどの機関で、
なぜこんな低性能を「最高等級」とすることで、
誰にメリットがあるかは、業界の方なら分かりますよね。
今回のこのCMがきっかけで、低性能住宅を安価、
もしくはあり得ない高い価格で販売していた大手ハウスメーカーが、
自分たちの家づくりを変えるきっかけとなれば、
日本の住宅の品質は向上するよなぁ、と個人的に思っています。
弊社のクライアント様は、
もともと高性能住宅に取り組んでいただいておりますし、
快適な住宅環境にするためには何が重要か、
ということを各社様、理解されていますので、
対策は十分ですね。
これをきっかけに、皆で飛躍して参りましょう!