鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4579回】 マーケティング担当者の適正

2023年07月14日 | 住宅コンサルタントとして

先日、クライアント様のスタッフさんとお話をさせていただく中で、

目から鱗というか、私自身が全く気づけていなかったことを

教えていただきましたので、ちょっとシェアしたいと思います。

 

それは、自社のマーケティング担当者について、

どういう適正がある方を採用すると良いか、

ということ。

 

一般的にマーケティング担当者を募集すると、

 

・動画編集が得意

・イラストレーターやフォトショップが使える

・WEBやSNSのスキルが高い

・前職も企業の広報担当者であった

 

というようなキャリアをお持ちの方が応募してくることが多いそうです。

 

確かに住宅会社のマーケティングにおいて、

SNSによる日々の発信や動画の撮影・編集は欠かせません。

 

でもそれだけでは不十分です。

 

自社の世界観・カラーを表現したり、

自社の他社との違いが分かりやすいよう、

コンテンツをつくる必要があります。

 

そして何より、コンテンツをつくるスタッフ自身が、

自社を大好きかどうか、自社スタッフを大好きかどうか、

ということが非常に重要です。

 

愛があるコンテンツがどうか?

 

自社のブランディングを強化するためのマーケティングで

結構欠かせないポイントではないか、と思うのです。

 

撮影や編集のスキルは、経験を積んだり学ぶことで

ある一定のレベルに達することは可能ですが、

自社への愛やスタッフへの愛、思いやりを持つ、

ということは、マーケティング担当者の人間性が

実は大きく関わってくるのですね。

 

技術と知識はあっても、

人への愛ややさしさに欠けているスタッフは、

マーケティング担当者としては難しい、

ということをクライアント様から教えていただき、

ホント、その通りだなぁと感じたのです。

 

でも人への関心や愛、思いやりって、

実は営業も設計もコーディネーターにも必要で、

結論、人間力で採用していかないと

これからの住宅会社はしんどい、と改めて感じました。


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