日々のことを徒然に

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申告と深刻

2010年02月01日 | 生活・ニュース
               

今年も確定申告の時期になった。退職して10回目になる。これは、納税者自らが自己の課税標準額と税額を計算し、申告することによって、納付する税額を確定することを原則とする「申告納税制度」による、と勉強した。

私のメモから10年間の税制の大きな変更を振り返って見た。配偶者特別控除の廃止(H16年)、公的年金等の雑所得計算控除額の減額(H17年)、定率減税率の廃止(H18、19年)、損害保険料控除の変更(H19年)など、課税される所得金額の増加や納税額の増加策ばかりが目立つ。

給与生活者もそうだが、年金の減額はあってもこれが増える見込みは当面考えられない。そんなことを思いながら「申告」と入力したつもりが「深刻」と変換された。パソコンは入力データから「深刻な事態」を察知し「状況を深刻に受けとめている」ようだ。

政をつかさどる皆さんのパソコンに「深刻」の文字が欠落しているとしたら「それこそ深刻な世情になるのでは」と、深刻に考える。

(写真:深刻を教えてくれた確定申告書の手引き)
コメント (4)
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