日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

どっち向き

2011年12月08日 | 生活・ニュース
           

「端折る(はしょる)は「はぶいて短く縮める、省略する、簡単にする」「和服の褄などを折りかかげて帯にはさむ、おはしょりする」(広辞苑)とある。後者は風流な感じもするが、前者ではいろいろな誤解や齟齬が起る。

その典型的な例は議員と言われる族の言質。伝わった内容に世論の強い批判や反発が起きると、端折った伝え方が問題視される。確かに1部分だけ聞かされ、その前後が分からないままに聞いた部分について怒る事はままある。

どちらを向いているのかハッキリしてほしい、と聞き返したいが叶わない。「彼方立てれば此方が立たぬ」、一方に味方すれば他方には悪いこととなる、両立させる時に悩む心情。一身に味方なし、というが、自分がしっかりしなければと言い聞かせる事はよくある。

写真の整理をしていて、鉄橋を渡るロカール線の車両を見て「これは上り?下り?」と聞く人もないひとりごと。ジーゼルカーの進む方向はこの場合どちらでもいいが、国や自治体を預かる人は、分かりやすいことばで、進む方向を語って欲しい。

(写真:どちらへ向かっているように見えますか)
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