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4週間前に朝顔の種を撒いた。芽から苗らしく育った幾本かを移植している。そこがこのところの快晴であっという間に乾くので、湿り具合に気を使っていた。今朝の5時過ぎ新聞を取りに玄関を出る。小降りの小降りくらいの雨が静かに降っている。降りはじめだろうか道路はまだ乾いた跡が残っており、新聞は雨よけのポリ袋に入っていなかった。
朝顔の様子を見に家の裏側に回る。柔らかい雨足に打たれる葉はここち良さそうに見える。強い雨足だとこうはいかない。一日雨模様の感じで、朝顔にはいい一日になった。
昨年購入した朝顔の採種はしたが、花がいま一つの感じだったので今年も種を購入した。これが朝顔の種、というくらい小粒で、採種していたもの半分ほどの粒だった。これで育つかいな、そう思いながら蒔いた。発芽は古い種とほぼ同じくらいに始まったが、苗姿になるのは遅れた。
朝顔の蔓が伸び始め、背側に張ったネットに絡むまでは強い雨には気をつけないとふびんな姿になる。今朝は5つ、今朝は7つと咲き始めるまでが楽しみに待つが、何十個と咲き始めるとあの色が少ない、花がちいさいなど勝手な好みで眺めることがある。朝顔に責任はないが知らぬ顔で夕方までがんばり、夜が明けると次にタッチしている。見事な申し送りになごませてもらう。今夏は電力不足が心配されるほどの暑さらしい。朝顔の任務はこれまで以上に重そうだ。大事にしよう。
(今日の575) 種粒の違い気にせず咲けよ咲け