日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

ナイトモードで1枚

2025年02月15日 | 生活・ニュース


 旧暦1月16日(2月13日)の十六夜の月が西に傾きかけた2月14日の日の出前。街灯の灯か届かない暗い道は高齢でもありしっかり足元に気をつけて歩く。外気温はマイナス2度くらい、冷たいが風が無いので助かる。そんな姿を十六夜の月が私の足を長い影にして見せてくれる。

 加齢で身長も縮まりはじめているが、それを感じさせない足の長さ、誰も通らない暗い道でひとり苦笑する。よし、証拠を残そう、とスマホで撮る。自分を自分で撮ることはほとんどないが、今は月が見ているだけで人は誰も見ていないので全身が入るようゆっくり構える。1枚目、暗くてよく分からない。

 そうだこのような時のためにある、何度も活用しているナイトモードに設定する。カメラを向けるが暗いまま、シャッターを押すと秒単位の時間をかけてシャッターが切れる。夜景の中に立つ長い足の自分が撮れている。 立体感を出そうとブロック塀に影が掛かるように移動してもう1枚、写真のいたずら、歳を隠し足の長い人に見せてくれる。

 知人が、スマホで撮った孫の写真を見せながら「今どきのスマホカメラは凄い。スチルカメラを凌駕している」とほめる。それは昨年末に新機種にしたスマホ、カメラ代わりが主であとは電話とラインくらいという。写真は元気な孫が飛び出してきそうに写っている。カメラもだが撮る腕も確かなものだ。双方が相まっていい写真になっている。そんなスマホで足長を撮ったらどうなるだろう、つまらぬことに思いを巡らす。

 (今日の575) 短足でここまで歩みいま八十路
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