先日から、国内総生産(GDP)はドイツに越され世界4位になる?、ということが報道されていた。今日の正午のニュースは内閣府が「2023年のGDPは4兆106億㌦(591兆4820億円)となり、ドイツの4兆4561㌦を下回り日本は世界4位に転落した」と発表したと報道、株高が言われているが、実際の日本の力はどの程度なのだろう。
GDPを上げるにはその大半を占める個人消費が膨らむことというのは常識になっている。止まらぬ物価高、これに追いつくどころか逆に進む賃金や年金の実質ダウン、素人でも気づくことだがなぜ改善しないのだろう。今の国会の議論を見ている限り、今年の春一番が吹いたところはあるが、よほどのことがない限り庶民への暖かい風は吹きそうにない。
「野菜・果物をかわいがってください。指で押したりせず、上から順序よくお取ください」、これはミカンを小袋に分けて積み上げた商品の上置かれている店からのお願い。サイズSの小さなミカン1個が50円以上もすれば買う方は、店には迷惑行為だろうが少しでもいい品をと選ぶ。これではGDPへの効果には繋がらない。
品を選び、定価を選択し、なおかつ少量購買では、IMFの2024年もドイツが日本を超えるという予測は納得できる。欲しい物、食べたいものを、思うだけ買える、いつかこんなパラダイスな世界が来ればGDPも上がるだろう。
(今日の575) 小袋のミカン窮屈我慢して
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