今度のこどもの劇場は、
ロシアの作家、マーミン・シビリアーク(言語学的にはシビリヤークが正しいそうです)、
という人の原作です。
シビリヤークというのは、
本名ではなく、ペンネーム。
ロシア語のシベリアの人、という意味。
19世紀後半から20世紀初頭には、
シベリアというのはロシア中央から東はすべて、
“シベリア”と呼ばれていた。
ウラル出身のシビリヤークは、
ペテルブルクの大学を出た後、
身体が弱いこともあり、なかなか定職に就けず、
文筆業で細々と生計を立てていた。
同世代の作家には、すでに著名人となっていた、
チェーホフや、ゴーリキーや、マルシャークらがいた。
程なく、故郷のウラルに戻り、
同業者らの後押しもあって、
ウラル地方の文化人との文化運動を始め、
結婚し、かつかつながらも作家としての生活を続けていた。
そんなある日、ペテルブルクから来た劇団の女優と恋に落ちた。
燃え上がった熱情は冷めることなく、
二人はペテルブルクで暮らすことになる。
お互いに結婚している身でありながら・・・。
程なく子どもが生まれる。
しかし、難産のため母親は死んでしまう。
残されたのは、歳の離れた父娘。
父はシビリヤーク、娘はアリョーヌシカ。
アリョーヌシカは、両親に似て、
とても身体が弱く、
いつも寝たきりだった。
父が話してくれる物語が、
アリョーヌシカのすべてだった。
『パパおはなしして』は、
父・シビリヤークが、娘・アリョーヌシカに贈った、
世界のすべてを伝える物語だった。
日本で翻訳されている書籍は、
今回公演する『パパおはなしして』のみ、
アメリカでは、全集が60冊もあるという。
一方、ロシアでは、全集はないとか・・・。
心温まる物語だけでなく、
ロシアの厳しい自然や、現実を伝える物語です。
たくさんのお話の中で、
『カナリアがからすと暮らしたというはなし』を舞台化します。
良かったら、ぜひ観に来てください!
特に、お子様のいらっしゃるお父様、お母様。
ご連絡お待ちしております!!
劇団の主催公演は以下の日時です。
7/20 日 15:00 東京・東京都児童会館(渋谷)
ほかの日程もお知らせしておきます。
公演日程
7/9 水 18:00 神奈川・茅ヶ崎市民文化会館
7/13 日 16:00 神奈川・エポックなかはら
7/14 月 18:30 神奈川・エポックなかはら
7/16 水 18:30 神奈川・麻生市民会館
7/17 木 16:00/18:30 神奈川・幸市民会館
7/18 金 18:30 東京・大田区民プラザ
7/19 土 15:00 神奈川・藤沢市民会館
7/20 日 15:00 東京・東京都児童会館(渋谷)
7/21 祝 15:00 神奈川・横須賀芸術劇場ベイサイドポケット
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
で、日本の作家さん。
4月に亡くなった小沢正さんの偲ぶ会に行ってきました。
小沢さんの作品は、
『めをさませトラゴロウ』、
『こぶたのかくれんぼ』、
『ちゅうたのくうそう』と、
3作品を舞台化しています。
演劇関係者の会とは違って、
また、すっきりしていて、
スマートな会でした。
僕のイメージの小沢さんのシニカルな感じは、
なんだか鳴りを潜めていたけど・・・。
大学時代には、
日本の“童話”を否定する運動を起こしたという。
それはそれは、センセーショナルだったことだろう。
しかし、
そんな同人誌も、4号で終わり、
次の同人誌も3号で・・・。
その辺が、小沢さんらしい、かな。
演劇関係者は僕らだけで、
出版者やら作家やらで、
若干部外者的でしたが、
参加できて良かった。
親しく、しょっちゅう会っていた人ではないけど、
作品を通して、
ものすごく良く知っているというか、
近くにいる気がしていた人だった。
実行委員には、
神沢利子さんとかがいて、
片山健さんが来ていて(生で見るのは初めて!)、
好きな作家2人に、期せずして会えました。
絵本とか、児童文学好きな人は、
絶対知ってる名前!!
あとは、蛭子能収さんが来てたのも、
ちょっと、びっくり。
こんな感じでした。
また、
小沢さんの作品は、 やりたいな。
ぼくが、一番大好きなうちの芝居なんですよねぇ。
それも、これも、
原作の力です。
ロシアの作家、マーミン・シビリアーク(言語学的にはシビリヤークが正しいそうです)、
という人の原作です。
シビリヤークというのは、
本名ではなく、ペンネーム。
ロシア語のシベリアの人、という意味。
19世紀後半から20世紀初頭には、
シベリアというのはロシア中央から東はすべて、
“シベリア”と呼ばれていた。
ウラル出身のシビリヤークは、
ペテルブルクの大学を出た後、
身体が弱いこともあり、なかなか定職に就けず、
文筆業で細々と生計を立てていた。
同世代の作家には、すでに著名人となっていた、
チェーホフや、ゴーリキーや、マルシャークらがいた。
程なく、故郷のウラルに戻り、
同業者らの後押しもあって、
ウラル地方の文化人との文化運動を始め、
結婚し、かつかつながらも作家としての生活を続けていた。
そんなある日、ペテルブルクから来た劇団の女優と恋に落ちた。
燃え上がった熱情は冷めることなく、
二人はペテルブルクで暮らすことになる。
お互いに結婚している身でありながら・・・。
程なく子どもが生まれる。
しかし、難産のため母親は死んでしまう。
残されたのは、歳の離れた父娘。
父はシビリヤーク、娘はアリョーヌシカ。
アリョーヌシカは、両親に似て、
とても身体が弱く、
いつも寝たきりだった。
父が話してくれる物語が、
アリョーヌシカのすべてだった。
『パパおはなしして』は、
父・シビリヤークが、娘・アリョーヌシカに贈った、
世界のすべてを伝える物語だった。
日本で翻訳されている書籍は、
今回公演する『パパおはなしして』のみ、
アメリカでは、全集が60冊もあるという。
一方、ロシアでは、全集はないとか・・・。
心温まる物語だけでなく、
ロシアの厳しい自然や、現実を伝える物語です。
たくさんのお話の中で、
『カナリアがからすと暮らしたというはなし』を舞台化します。
良かったら、ぜひ観に来てください!
特に、お子様のいらっしゃるお父様、お母様。
ご連絡お待ちしております!!
劇団の主催公演は以下の日時です。
7/20 日 15:00 東京・東京都児童会館(渋谷)
ほかの日程もお知らせしておきます。
公演日程
7/9 水 18:00 神奈川・茅ヶ崎市民文化会館
7/13 日 16:00 神奈川・エポックなかはら
7/14 月 18:30 神奈川・エポックなかはら
7/16 水 18:30 神奈川・麻生市民会館
7/17 木 16:00/18:30 神奈川・幸市民会館
7/18 金 18:30 東京・大田区民プラザ
7/19 土 15:00 神奈川・藤沢市民会館
7/20 日 15:00 東京・東京都児童会館(渋谷)
7/21 祝 15:00 神奈川・横須賀芸術劇場ベイサイドポケット
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で、日本の作家さん。
4月に亡くなった小沢正さんの偲ぶ会に行ってきました。
小沢さんの作品は、
『めをさませトラゴロウ』、
『こぶたのかくれんぼ』、
『ちゅうたのくうそう』と、
3作品を舞台化しています。
演劇関係者の会とは違って、
また、すっきりしていて、
スマートな会でした。
僕のイメージの小沢さんのシニカルな感じは、
なんだか鳴りを潜めていたけど・・・。
大学時代には、
日本の“童話”を否定する運動を起こしたという。
それはそれは、センセーショナルだったことだろう。
しかし、
そんな同人誌も、4号で終わり、
次の同人誌も3号で・・・。
その辺が、小沢さんらしい、かな。
演劇関係者は僕らだけで、
出版者やら作家やらで、
若干部外者的でしたが、
参加できて良かった。
親しく、しょっちゅう会っていた人ではないけど、
作品を通して、
ものすごく良く知っているというか、
近くにいる気がしていた人だった。
実行委員には、
神沢利子さんとかがいて、
片山健さんが来ていて(生で見るのは初めて!)、
好きな作家2人に、期せずして会えました。
絵本とか、児童文学好きな人は、
絶対知ってる名前!!
あとは、蛭子能収さんが来てたのも、
ちょっと、びっくり。
こんな感じでした。
また、
小沢さんの作品は、 やりたいな。
ぼくが、一番大好きなうちの芝居なんですよねぇ。
それも、これも、
原作の力です。