a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

季節外れの、櫻、降りしきる。

2010-01-19 20:26:45 | 旅公演
年が明けて、まもなく3週間。
あっという間に『銀河鉄道の夜』と、
『パパおはなしして』の旅が終了。
すでに予定の2作品を終えているという、
恐ろしい状態。

今は、日中は3月公演の読み稽古が始まっており、
夜には1月公演の立ち稽古がまっているという、
めまぐるしい状態。

そんな中、
ぼくはしあさってから韓国へ。
後ろ髪ひかれる思いで、
交流団体の仕事に行ってきます。

ああ、とにかくみんな、
がんばってね。

1月の東京公演は、
なかなか東京でやってない公演、
ということを、最近知った。
そういや、そうだなぁと………。
1990年のニューヨーク・オフオフブロードウェイのラ・ママ劇場。
ちょっとでも演劇をかじって、ニューヨークにあこがれがある人なら、
誰でも知っている小劇場。
連日満席にした最初の海外公演のニューヨークにはじまり、
環太平洋演劇祭参加でのソウル公演、
ソビエトの圧政に苦しんだロシアの中のモンゴル・ブリヤート公演、
そして、
ロンドンのウエストエンドの前衛的な小劇場BAC公演は、
公演前にソールドアウトとなり、追加公演を行なったという。
で、
僕も参加したアイルランド3都市公演は記憶に新しい。

そんな感じなので、
東京公演よりも、
どうも海外公演の方が多く、
「見たことがない」というお客さんの声も多かった。

昨年4月の公演中止から、
ようやく、ごらんいただくことができます。
ぜひ、足をお運びください。


東京演劇アンサンブル
櫻の森の満開の下

作=坂口安吾
脚本・演出=広渡常敏
音楽=池辺晋一郎

1月29日(金)19時半開演
1月30日(土)14時開演
1月31日(日)14時開演

当日=5,000円
前売一般=4,500円
前売学生=3,500円
全席自由

上演予定時間 1時間(休憩なし)