a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

夏は終わり・・・?

2012-08-08 16:37:46 | Weblog
というわけではありません。

夏の前半に、
もろもろ公演が立て込んでおり、
怒涛の期間を過ごしていました。
ブログでもお知らせしていた通り、
劇団の公演にとどまらず、
非戦を選ぶ演劇人の会や、
児演協などなど、
多彩な公演にかかわりました。

携帯に残っていた写真の紹介とともに、
簡単な報告です。

児演協新人合同公演『パーシーとアラビアの王子』
沖縄でのけいこ風景。
東京演劇アンサンブルからは、三木元太と木戸真紗美が参加しました。


沖縄では、児演協の講座も行われました。


沖縄ですから、まぁ、こんなことも・・・。


児演協九州講座メンバーです。
半分は、もう、帰京してしまいましたが…。


児演協合同公演のもう1作品は、
『空の村号』という作品です。
作=篠原久美子、演出=関根信一、
東京演劇アンサンブルからは洪美玉が参加しました。
2011年3月11日以後の日本の児童・青少年演劇が、
何ができるか。
そのひとつの形として、
提示したドラマリーディングでした。
同時期に開催していたキジムナーフェスでは、
『災害とアート~芸術家の役割は何か~』
というシンポジウムが行われ、
パネリストの一人、
ドイツのステファン・フィッシャー・フェルスさんが、
ドイツの実践ではなく、
日本の実践の紹介をしたそうです。
その最後に、
「自分が観劇した篠原久美子の書いた『空の村号』の上演が素晴らしかった」と発言されたそうです。

そして、それを聞いた会場の外国人で、
『空の村号』を観劇した人たちから、
大きな拍手が起こったとのことです。
本当に、うれしい限りです。
大きな収穫だったな、と思います。


劇団では、
『ラリー ぼくが言わずにいたこと』の六行会フェスティバル公演と、
『目をさませトラゴロウ』の公演がありました。


『目をさませトラゴロウ』は、
福島の喜多方発21世紀シアターにも参加し、
たくさんの子どもたちを熱狂させました。
ほんと…熱狂でした。


そして、昨日帰京し、
トラゴロウもしばしのお休み。

洗って、干されてます。



そんなこんなで、
とにかく前半に目白押しだった公演が、
一段落。
今日からは、
ウェスカー作品上演に向かって、
まっしぐら!!
そちらもご期待ください。