「おばーず」としてペアを組んでいる小田勇輔からバトンを渡されました原口久美子です。
今回、叔母以外に主役アルフレートの母、男爵夫人等で出演しており、以前永野愛理がこのブログに書いていたのと同様、私も舞台裏ではお着替え祭りであたふたしています。
『ウィーンの森の物語』は私にとって『セーヌ川の身元不明の女』『最期の審判の日』に次いで3作目のホルヴァート作品です。
ホルヴァート作品をやるときは何故かいつもモヤモヤした気分になります。
市井に生きる人々、人間そのものに痛烈な批判を浴びせかけるホルヴァートの冷ややかな視線が、なんとなく意地悪く感じられるからかもしれません。
貧困・閉塞感・厳しい社会状況、漠然とした不安を抱えながらも、自分のことばかりを考えて無思考に陥っていく人々。
何かを変えたい!ここから抜け出したい!
そう望んで選んだ選択が間違っていたとしたら。
何があれば人は自分の人生を生きていけるのか。
思わず笑ってしまうほどグロテスクで愚かな会話の連続です。
自分のことしか考えられない醜悪な世界。
マリアンネの「もう無理」という言葉が重くのしかかってきます。
本番まであと数日となりました。
稽古場では舞台装置・音楽・効果・衣裳も揃い、照明も吊り込んで、本番さながらの空間で稽古しています。
とてもとても贅沢なことです。
練馬の「ブレヒトの芝居小屋」から新座へ移転。『野火止RAUM』と名付けた稽古場での活動も早いもので2年が経とうとしています。
少しずつ自分たちの新しい芝居空間として動き始めた矢先の新型コロナウィルス拡大。たくさんの公演が中止・延期となりました。先の見えない状況に不安を感じずにはいられませんが、結局自分たちがやれることは芝居を続けることだと、歩みを止めずになんとか踏ん張っています。
さて、次回は我らが若きリーダー、今年の運営委員長 雨宮大夢です。
よろしくお願いします。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
<コロナ対策>
稽古場では定期的にPCR検査を実施。客席は5割減で公演します。休憩をはさみ換気を行います。
発熱・体調不良のお客様は、ご来場なさらないようにお願い申し上げます。(要連絡)
ご来場の際には、入場時の検温、消毒、マスクの着用、咳エチケットにご協力いただくほか、席番号とご連絡先をご記入いただきます。どうぞよろしくお願いします。(詳細は劇団HPをご覧ください)
観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い
<託児サービス>
▪️東京芸術劇場 託児室(東京芸術劇場5階)
▪️対象年齢:生後3ヶ月から小学校入学前のお子さま(定員有り/有料)
▪️予約方法:土・日・祝祭日を除くお預かり日一週間前までにお電話でご予約ください。
HITOWAキャリアサポート株式会社 わらべうた
電話(0120)415ー306(土・日・祝祭日を除く平日、午前9時から午後5時まで)
ご予約の際「東京芸術劇場の託児予約の件で」とお問い合わせください。
詳細→https://www.geigeki.jp/rent/kids/
<タブレット型字幕サービス>
3/13と3/14限定 貸出9台/無料
聴覚に障害のある方への舞台字幕、日本語の不慣れな方には、AIの自動翻訳による字幕サービスを試験的に行います。ご利用ご希望の方は、事前にご予約の上、希望の言語・サービスについてご確認ください(対応していない言語もあります)。尚このサービスは、タブレット型多言語字幕サービス「レゾネ」のモニターとして実施するものです。(アフタートークの翻訳はありません。)
TEE 東京演劇アンサンブル ホルヴァート生誕120年記念公演
ウィーンの森の物語
作/エデン・フォン・ホルヴァート
訳・ドラマトゥルク/大塚 直
構成・演出/公家 義徳
東京芸術劇場シアターウエスト
<アクセス>池袋駅西口より徒歩2分。池袋駅地下通路の2b出口で直結しています
[開演時間の変更]
緊急事態宣言の延長を受けまして、3月6日(土)の開演時間を変更いたしました
18:30→17:00
2021.3.6(土)-14(日)
3/6(土) B ★17:00〜
3/7(日) B 14:00〜
3/8(月) 休演日
3/9(火) 休演日
3/10(水) A ★14:00〜
3/11(木) B 18:30〜
3/12(金) A 18:30〜
3/13(土) B 14:00〜
3/14(日) A 14:00〜
★はLow Price Day
*一部Wキャスト Aは大橋隆一郎がハヴリチェク、Bは小田勇輔がハヴリチェクを演じます
全席自由(チケット発券順のご入場となります)
開場は開演の30分前(ケンタウルスの会先行入場)
ーお申し込みー
東京演劇アンサンブル
TEL:048-423-2521 FAX:048-423-8738
ticket@tee.co.jp
TEE WEB TICKET
ー料金ー
前売り/一般 3800円
前売り/U30 3000円
★Low Price Day/2500円
当日/4500円
ー出演ー
和田 響き
仙石 貴久江
中山 一朗(客演)
洪 美玉
雨宮 大夢
志賀 澤子
原口 久美子
浅井 純彦
三木 元太
永野 愛理
大橋 隆一郎
小田 勇輔
篠澤 寿樹
永濱 渉
ースタッフー
音楽/国広和毅
舞台美術/池田ともゆき
衣装/稲村朋子
振付/三東瑠璃
照明/真壁知恵子
音響/島猛
宣伝美術/久保貴之 奥秋圭
舞台監督/三木元太
制作/小森明子 太田昭
ー協賛ー
ケンタウルスの会
今回、叔母以外に主役アルフレートの母、男爵夫人等で出演しており、以前永野愛理がこのブログに書いていたのと同様、私も舞台裏ではお着替え祭りであたふたしています。
『ウィーンの森の物語』は私にとって『セーヌ川の身元不明の女』『最期の審判の日』に次いで3作目のホルヴァート作品です。
ホルヴァート作品をやるときは何故かいつもモヤモヤした気分になります。
市井に生きる人々、人間そのものに痛烈な批判を浴びせかけるホルヴァートの冷ややかな視線が、なんとなく意地悪く感じられるからかもしれません。
貧困・閉塞感・厳しい社会状況、漠然とした不安を抱えながらも、自分のことばかりを考えて無思考に陥っていく人々。
何かを変えたい!ここから抜け出したい!
そう望んで選んだ選択が間違っていたとしたら。
何があれば人は自分の人生を生きていけるのか。
思わず笑ってしまうほどグロテスクで愚かな会話の連続です。
自分のことしか考えられない醜悪な世界。
マリアンネの「もう無理」という言葉が重くのしかかってきます。
本番まであと数日となりました。
稽古場では舞台装置・音楽・効果・衣裳も揃い、照明も吊り込んで、本番さながらの空間で稽古しています。
とてもとても贅沢なことです。
練馬の「ブレヒトの芝居小屋」から新座へ移転。『野火止RAUM』と名付けた稽古場での活動も早いもので2年が経とうとしています。
少しずつ自分たちの新しい芝居空間として動き始めた矢先の新型コロナウィルス拡大。たくさんの公演が中止・延期となりました。先の見えない状況に不安を感じずにはいられませんが、結局自分たちがやれることは芝居を続けることだと、歩みを止めずになんとか踏ん張っています。
さて、次回は我らが若きリーダー、今年の運営委員長 雨宮大夢です。
よろしくお願いします。
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<コロナ対策>
稽古場では定期的にPCR検査を実施。客席は5割減で公演します。休憩をはさみ換気を行います。
発熱・体調不良のお客様は、ご来場なさらないようにお願い申し上げます。(要連絡)
ご来場の際には、入場時の検温、消毒、マスクの着用、咳エチケットにご協力いただくほか、席番号とご連絡先をご記入いただきます。どうぞよろしくお願いします。(詳細は劇団HPをご覧ください)
観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い
<託児サービス>
▪️東京芸術劇場 託児室(東京芸術劇場5階)
▪️対象年齢:生後3ヶ月から小学校入学前のお子さま(定員有り/有料)
▪️予約方法:土・日・祝祭日を除くお預かり日一週間前までにお電話でご予約ください。
HITOWAキャリアサポート株式会社 わらべうた
電話(0120)415ー306(土・日・祝祭日を除く平日、午前9時から午後5時まで)
ご予約の際「東京芸術劇場の託児予約の件で」とお問い合わせください。
詳細→https://www.geigeki.jp/rent/kids/
<タブレット型字幕サービス>
3/13と3/14限定 貸出9台/無料
聴覚に障害のある方への舞台字幕、日本語の不慣れな方には、AIの自動翻訳による字幕サービスを試験的に行います。ご利用ご希望の方は、事前にご予約の上、希望の言語・サービスについてご確認ください(対応していない言語もあります)。尚このサービスは、タブレット型多言語字幕サービス「レゾネ」のモニターとして実施するものです。(アフタートークの翻訳はありません。)
TEE 東京演劇アンサンブル ホルヴァート生誕120年記念公演
ウィーンの森の物語
作/エデン・フォン・ホルヴァート
訳・ドラマトゥルク/大塚 直
構成・演出/公家 義徳
東京芸術劇場シアターウエスト
<アクセス>池袋駅西口より徒歩2分。池袋駅地下通路の2b出口で直結しています
[開演時間の変更]
緊急事態宣言の延長を受けまして、3月6日(土)の開演時間を変更いたしました
18:30→17:00
2021.3.6(土)-14(日)
3/6(土) B ★17:00〜
3/7(日) B 14:00〜
3/8(月) 休演日
3/9(火) 休演日
3/10(水) A ★14:00〜
3/11(木) B 18:30〜
3/12(金) A 18:30〜
3/13(土) B 14:00〜
3/14(日) A 14:00〜
★はLow Price Day
*一部Wキャスト Aは大橋隆一郎がハヴリチェク、Bは小田勇輔がハヴリチェクを演じます
全席自由(チケット発券順のご入場となります)
開場は開演の30分前(ケンタウルスの会先行入場)
ーお申し込みー
東京演劇アンサンブル
TEL:048-423-2521 FAX:048-423-8738
ticket@tee.co.jp
TEE WEB TICKET
ー料金ー
前売り/一般 3800円
前売り/U30 3000円
★Low Price Day/2500円
当日/4500円
ー出演ー
和田 響き
仙石 貴久江
中山 一朗(客演)
洪 美玉
雨宮 大夢
志賀 澤子
原口 久美子
浅井 純彦
三木 元太
永野 愛理
大橋 隆一郎
小田 勇輔
篠澤 寿樹
永濱 渉
ースタッフー
音楽/国広和毅
舞台美術/池田ともゆき
衣装/稲村朋子
振付/三東瑠璃
照明/真壁知恵子
音響/島猛
宣伝美術/久保貴之 奥秋圭
舞台監督/三木元太
制作/小森明子 太田昭
ー協賛ー
ケンタウルスの会