a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

鋭意稽古中! ~a leter from Taj Mahal vol.1

2021-08-13 08:14:36 | 劇団員リレートーク
『タージマハルの衛兵』の稽古場ブログ、
本日からスタートです!

一人目は今回フマーユーン役で出演します、
わたくし、雨宮大夢です。
いろいろと熱い思いを語りたいのですが、
初回なのでここまでのこの作品の変遷を語りたいと思います。

昨年4月、第一回目の緊急事態宣言中に僕を含め、
数人の劇団員有志でリモートで何本かの戯曲の読み合わせをしました。
いきなりできた空白の時間だったので、
各々が読みたい戯曲を持ち合うという会でしたが、
僕が持ってきたのがこの作品でした。
読んでみると他のメンバーから「これはおもしろい!」ということで、
その後も時間があるときに勉強会のようなスタイルで戯曲研究をしたり、
読み稽古をしたり、立ち稽古をやったりしてきました。
そして昨年11月のトライアル公演を経て、今回の本公演に至る、という状況です。



初めてこの作品に触れたとき、
「これは現代の日本の話であり、自分の話だ」と思いました。

いま、稽古場では全メンバーがテーマごとに作文を書き、
自分と社会、この作品を考える、ということをやっています。
先週の日曜日には「野火止シネマ倶楽部」の第一回として、
堀潤監督の『わたしは分断を許さない』を稽古場主導で上映しました。



僕が劇団に入ってから、「俳優は日常的に社会と自分を見つめなければいけない」と教えられてきました。
その教えも含め、
僕がいままでこの劇団でやってきたことのあらゆるものがこの作品に集約されている、と思ってます。

初回から少し堅い文章でゴメンナサイ!
企画発案書の一員なので熱がこもってしまいました。
真面目風なことばっかり書いてますが、
芝居は上質のコントのような場面もかなりあり、とてもおもしろいです。

最近は新劇団員も参加して毎日楽しく大道具、小道具を作っています。
これは他の出演者3人と演出家が舞台装置を作ってるときの写真です



次のブログ担当は、トマト大好き、
研究生の元気印、ゴンちゃんこと福井奏美です!

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TEE 東京演劇アンサンブル公演
タージマハルの衛兵

作/ラジヴ・ジョセフ
訳/小田島創志
演出/三木元太
音楽/国広和毅
振付/鷲田実土里
舞台美術/三木元太
衣裳/田原真美子
音響/島猛
照明/真壁知恵子
宣伝美術/竹田純子・奥秋圭
舞台監督/山﨑智子
制作/小森明子・太田昭

公演日程 2021年
野火止RAUM公演
9月4日(土)14:00★・A
9月5日(日)14:00★・B
シアターグリーン公演
9月8日(水)19:00・C
9月9日(木)14:00・B/19:00・A
9月10日(金)14:00・C/19:00・D
9月11日(土)14:00・A/19:00・B
9月12日(日)14:00・D

会場
野火止RAUM
シアターグリーン Box in Box THEATER

全席自由/チケット発売順に整理番号発行・整理番号順の入場
料金:前売一般/3800円 前売U30/3000円
★=Low Price Day/2500円
セット券/6000円(劇団でのみ扱い)
当日/4500円
チケット申込:TEE web チケット

■出演(Wキャスト)
フマーユーン
雨宮大夢【A・C】/小田勇輔【B・D】
バーブル
和田響き【A・D】/篠原祐哉【B・C】

助成  AFF
協賛 ケンタウルスの会

タージマハルの衛兵 HP