見ていた記事メモ（2017-10-22）

BBC Kirkuk province: Iraqi and Kurdish forces in fierce fight 20
Oct 2017

　イラク軍がキルクークを得たはずが、なにやら激しい衝突がおきたと…。

「A BBC correspondent at the scene said there had been rocket, artillery and machine-gun fire in Alton Kupri」

　割と本気だー…。タイトルをみて、「はうー？！」と叫んだ私である。このAlton Kupriはペシュメルガの手にあったところ―彼らが確保し続けていた地点の様子。

「An Iraqi military spokesman said counter-terrorism and federal police forces, as well as Iranian-backed militia, advanced on Alton Kupri at 07:30 (04:30 GMT)」

　をう…。

BBC Venezuela swears in governors amid opposition boycott 19
Oct 2017

　ヴェネズエラの政治危機。冒頭の写真キャプション「Eighteen newly elected governors out of 23 were sworn in」だけでもはやアレ。

BBC Militants kill Egyptian security forces in desert shoot-out 21 Oct 2017

「More than 50 Egyptian security personnel have died during a clash with suspected Islamist militants」

　そりゃすごい、というかひどいというか…。

「Security forces are understood to have gone into the desert following a tip-off about a possible hideout. Fifteen militants also died in the attack」

　通報をうけてhideoutを取り調べに行ったら、これ。
　わりとガチの情報だったのだろう、そのため、ガチの攻防戦が起きてしまったのだろう…。

BBC Brazil school shooting: Two dead after schoolboy attack 20 Oct 2017

「A police colonel is quoted as saying the boy may have been bullied and that police are investigating whether that motivated the attack」

　デオドラントを使ってなくてくさい、と言われたという。

BBC Man arrested after knife attack in Munich 21 Oct 2017

この手の浅薄な議論多い。カタルーニャだけが「民」か、それはひと塊りの「民」か。実は民主主義は、ど・の・「民」が「主」になるのか、予め理論的に決められない。このカタルーニャの件、民主主義の理論的な穴を突いた形。 https://t.co/EzkdnK5WnU

— Ken Endo 遠藤　乾 (@ken_fiore_endo) 2017年10月21日

　これに対して

多数が少数を無視或いは犠牲にする選択は民主主義とは明らかに違う QT @ken_fiore_endo: カタルーニャだけが「民」か、それはひと塊りの「民」か。実は民主主義は、どの「民」が「主」になるのか、予め理論的に決められない。このカタルーニャの件、民主主義の理論的な穴を突いた

— 李雪梅（リーシューメイ） (@lieesyuemay) 2017年10月21日

　なんてのがついてるが、つまり後者の説によればCataloniaでスペイン残留を願っている少数を無視するのは民主主義とは明らかに違うので、打破されるべきなんですねありがとうございますとマドリード政府は言うのではないか。3秒でまぜっかえしが出来てしまう、この辺りの難しい話をされているのだと気付くべきなんだろう。

NewsWeekJapan スペインは民主国家でなくなった 2017年10月20日（金）14時47分 アイバン・エランド（インディペンデント研究所シニアフェロー）

「10月1日のカタルーニャの住民投票では、約90％が独立賛成に投票した。投票率は43％と低かったが、それは投票率警察が暴力的に住民投票を阻止したせいもあるだろう」

「投票率警察」という見慣れない用語は、自警団が独立反対派を排除したということを揶揄するものか、などと思ってしまうが、後段を見ると「投票率」を削除すべきなのだろう：「投票所では高齢者までが乱暴に扱われ、住民は投票箱に近づけなかった。警官は住民に向けてゴム弾を発射し、投票や抗議に参加した住民数百人が負傷した」。

　なんにせよ、この記事は

「こうしたおぞましい行動にとどまらず、スペインの「民主的」な政府は、もしカタルーニャが独立を宣言すれば、自治州の統治権も剥奪すると脅しをかけている。次は戒厳令でも敷こうというのか？」

「カタルーニャはスペインとは別の文化だが」

「民主国家連合として聖人面をしているEUも」

　と、感情的なアピールが多く、うんまあ独立派はこういう風に思っているんだろうなあという参考になる。