空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ワニの川を越えて登下校:南アフリカ

2008-04-02 01:58:36 | Newsメモ
 南アフリカのとある村の話。
 河川を跨いで校区があって,川を渡らないと学校にいけない子供たちがいるのです。まぁ日本でだって,つい40年程前には日常的な風景だったようですし,未だにやってそうなとこもないではなさそう。しかしむこうさんの川にはワニさんが泳いでいたりするのですね:

BBC Crocodile crossing for SA pupils  By Alice Lander 27 March 2008

 先日までは―老朽化し穴だらけではあっても―渡し舟があったんだそうですが,このたび不幸にも盗難に遭ったそうで。お陰で小学生も中学生も高校生も,ゴムタイヤやバケツ持参で川を渡っているのだとか。

 下着姿になって制服も教科書も濡らさぬように気を遣い―濁流を越えてるように見えるのは私の気のせいか。
 そんなこんなで疲れ果てて勉強どころじゃありません。毎日の登下校が生死をかけた真剣勝負(ワニとの)。それは剣豪養成所か虎の穴の話か。…いやぷらいまりー・すくーるとか言ってますから。

 船がなければ橋を渡ればいいじゃない? ってことを仰るアントワネットさんにお教えすれば,橋を行くには20kmの回り道が必要。なお自動車は無し。時速5kmで考えても往復で一日潰れますね。

 勿論,川を渡る必要があるのは子供たちだけじゃありません。2003年には妊婦さんが渡河を試み命を落としたとか。
 橋の建設を陳情してはいるそうですが,なかなか予算が回ってこない様子です。思うに彼らに必要なのは,さしあたりちっぽけな船が一艘。そして簡単な船着場。そうしたものを提供するのは,案外安くて汎用性あり発展性ある援助かもしれません。

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