空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

今日チェックした記事 21Jul 2008:怒りのジャガイモ

2008-07-21 00:40:46 | Newsメモ
 操作の手違いでメモ消えた(挨拶)

BBC Soldiers killed in Kashmir blast  19 July 2008
 インド支配地域カシュミールで軍人さんの乗ったバスに地雷攻撃。少なくとも9名死亡,20名ほど負傷。

BBC Aid workers seized in Afghanistan  18 July 2008

 アフガンでフランスの援助団体の職員2名が誘拐される。すぐさま殺される(ソマリア)より,命があるだけましかもしれませんけど,どっち道,団体の活動に制限が入り,民衆に食糧そのほかが届きにくくなることは変わらない。

 食糧をネタにして脅しをかけ,西欧側の意志を通そうとするシステムだ―というような批判も可能ではあるでしょうけど,なんというか,支配下人民を何等かの手段でまずまず満足に食べさせるのは統治の超基本だと思うんですがいかがでしょう反政府派。

 ―だからこそ,中国で大政変の可能性は薄い―私の某先輩は,農民反乱の多発から,近々中国共産党政府は破綻するであろうと語ったものですが―と思われるわけで―。…お肉なんて一か月一回ほど(の超お祭り)の食事だったのが,週2~3回食べられるようになったとかBBCの記事で見たことがあります。

 もちょっとしたら毎日お肉もお魚も食べられるようになれそうなのに,あるかないかわかんないよーなセイジテキジユウのために全人民が全人生を賭けて当然立ち上がるはずだという期待か確信かはどっから生まれてくるんだろう?

 反米反西欧反世俗,まぁ結構でしょうけど,そりゃソマリ人の多くはエチオピアのことなんか腹筋がよじきれるほど嫌いだったりするでしょうけど,とりあえずモノ食べられないことには動けもしないわけでして。だから『援助団体関係者殺すのヤメロ』ってデモするんだろーになーと思うのであったり。

BBC Bengal farmers in potato protest  By Subir Bhaumik 18 July 2008

 インド,西ベンガルで怒りのジャガイモ。ジャガイモが,豊作が過ぎて値崩れ起こし,怒った農民達が政府庁舎やら道路やらをジャガイモで封鎖。世界中で食糧値上がり真っ最中なのにねぇ…というお話。
 

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